...船頭見て愕き、走り来りて、『どうなさいますのです...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...もっと大きな愕きが彼を待っていたのである...
海野十三 「空中漂流一週間」
...愕きのあまり腰がぬけたのであろう...
海野十三 「軍用鼠」
...愕きの声をのんだ...
海野十三 「地獄の使者」
...――「なんという出鱈目な女だろう!」僕は奔放な彼女の性格に愕きながらも...
海野十三 「深夜の市長」
...こんな愕きがあるだろうか...
海野十三 「深夜の市長」
...あの隠見式高塔の使命を教えたまえ」「……」速水は前よりも激しい愕きの色を見せて...
海野十三 「深夜の市長」
...たいへんなものですね」私は率直に愕きをのべると...
海野十三 「千年後の世界」
...この訳のわからない異様な生物を発見した愕(おどろ)きに勝る愕きは...
海野十三 「地球盗難」
...学者たちはその一つ一つに愕きを新たにした...
海野十三 「地球盗難」
...帆村は愕きの表情になって...
海野十三 「千早館の迷路」
...帆村の愕きに頓着なく...
海野十三 「蠅男」
...冷吉は母たちの愕き惑ふさまを目に見つゝ...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...愕き易い小鳥かなぞを...
鈴木三重吉 「女の子」
...おしもと気付いた夫人の愕きは大きかった...
矢田津世子 「女心拾遺」
...愕きに身を反(そ)らしたのを...
吉川英治 「剣難女難」
...いま夜明けと共に船上の将士が口々に愕きを伝えている中へ...
吉川英治 「三国志」
...極度な人心の愕きに作用されて...
吉川英治 「日本名婦伝」
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