...自然に意趣は古に近くして...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...別に深い意趣をのこしたと思われるようなことも無いことであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...あたしだって……意趣返しをしてやる...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...時には意趣(いしゅ)がえしに...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして別に意趣晴らしをするつもりではなしに――(わざわざ意趣晴らしをするほどの事柄ではなかった)――何か悪戯(いたずら)をしてやりたかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これから意趣返しをしてやることができそうな気がして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何んの意趣だ」と抜き合せるのが精一杯...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...意趣があらば私をお撃(ぶ)ち...
樋口一葉 「たけくらべ」
...古い恋の意趣遺恨を根に...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...「――おまえのほうで二人に意趣をふくみ...
山本周五郎 「さぶ」
...ほンの意趣返(いしゅがえ)しの悪戯(わるさ)にしたことなので...
吉川英治 「江戸三国志」
...汝こそ縁談を退けられたを意趣に含み...
吉川英治 「剣難女難」
...意趣を抱き合うなどは愚かであったよ」翻然(ほんぜん)と...
吉川英治 「私本太平記」
...意趣を上役にふくむなどの例は決して少なくない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...肉親の意趣もある...
吉川英治 「宮本武蔵」
...正当に討ちたいか」「…………」「意趣遺恨で来たか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...兄弟ぶんの意趣があるぞ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さっそく意趣返(いしゅがえ)しができたつもりになり...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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