...それは意識的な悪意から来るのではないのです...
池谷信三郎 「橋」
......
今村恒夫 「山上の歌」
...いかなる意識的な行動によっても治癒不能だと看做されている一方...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...革命が盲目的な或は無意識的な過去のともがらの間に出會ふ大きな障礙について...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...その喚起する連想の周囲には簡単に名状し記載することのできない潜在意識的な情緒の陰影あるいは笹縁(ささべり)がついている...
寺田寅彦 「映画芸術」
...そこでアカデミズム諸哲学は自分に対する大衆の意識的なジャーナリスティックな批判によって迅速に規則的に整理される機会が殆んど全く無いから...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...杉山平助の諸氏は多分最も意識的なリベラリストであるらしい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一身の他の部分は無意識的なも一つの魂のものとなり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無意識的な犬の遠吠...
豊島与志雄 「真夜中から黎明まで」
...軍隊式敬礼の無意識的な機械的な型を普通の敬礼の型にくずした中間のおじぎをした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この男は意識的なのです...
中原中也 「小林秀雄小論」
...意識的な人はかうも論理を愛する傾向を持つてゐるものではない...
中原中也 「高橋新吉論」
...長らくの無意識的な記憶によって...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...精神はその意識的な表象においてもともとそのうちになかつたものをなんら作り出さない...
三木清 「認識論」
...しかし彼にとつても生は本質的に意識的なもの...
三木清 「認識論」
...個人の意識的な作は二次なのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...なるほど多分に意識的な計算のあとはある...
吉川英治 「私本太平記」
...意識的な技巧じゃないでしょう...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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