...一つ一つの意識的な具象からは識閾(しきいき)の下に無数の根を引いており...
寺田寅彦 「映画芸術」
...夫は無と意識的な有――だがそれは必ずしも存在ではない――との関係の内に横たわる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...意識的な人為的な文化統制を与えるのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...大衆の無意識的な文化的要求の解説者で代弁者であることを委任された限りのインテリゲンチャの立場から...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...吾々の意識的な理論的な生活が流れ出てくる...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...あるいはまったく無意識的な加害の本能から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の情熱や悲哀や意識的な魂などとはまったく別なもので――彼がこれまで愛し持ち堪えたものとは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを意識的な自殺かも知れないと考えたのは...
豊島与志雄 「必要以上のもの」
...習慣は無意識的なあらゆる精緻(せいち)さを含んでいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...意識的な人はかうも論理を愛する傾向を持つてゐるものではない...
中原中也 「高橋新吉論」
...長らくの無意識的な記憶によって...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...意識的なのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...このなかの女中の誘惑という短いエピソードに注目して「きわめて意識的な芸術家」を感じ取っている...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...或は口にすることによつて切り離された社会とのつながりを保たうとする無意識的な欲求であらうか...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...彼女の無意識的な動作などによつて...
堀辰雄 「ヴェランダにて」
...また一部分は意識的なものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いや、かれの進展全体は、威厳へ向っての、意識的な、反抗的な、懐疑と皮肉のあらゆる障害を越えて進む上昇であった、と言ってさしつかえない...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...その極めて自意識的な人間が幸福については殆ど考へないのである...
三木清 「人生論ノート」
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