...意識しないながらも頑張っていた...
石川欣一 「山を思う」
...その時でさえよく観察すれば人の意識しない間に底流は常に大きな動きを為しているのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...一向意識しないのです...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...それについて彼が意識しないところの常住の余剰物でなければならない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...意識しないお土産として連れてくる...
種田山頭火 「草と虫とそして」
...おそらく彼はみずからそれと意識しないで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...意識しないわけにはいかないのである...
外村繁 「日を愛しむ」
...意識しないことがあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...*64「虚無とは『生きている』と意識しないこと」と定義した上でボオドレェルの“Le Nant”への憧憬を想い出すこと...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...自分にも意識しないが...
二葉亭四迷 「未亡人と人道問題」
...しかるに無戒者は戒法の存在すら意識しない...
三木清 「親鸞」
...明確には意識しない戀といふ事も想像したけれど...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...(自分でも何をいっているか意識しないようで...
三好十郎 「その人を知らず」
...ほとんど意識しないで...
三好十郎 「胎内」
...意識しない動揺や狼狽など...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何を描くかをさえ意識しないまでに至ること...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...本人は意識しないまま...
夢野久作 「人間レコード」
...そんな気もちが乙女心の何によるものであるかをも意識しないで――...
吉川英治 「黒田如水」
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