...君と加藤の妹との間には多少の意義があるとのことに候ふが...
田山花袋 「田舎教師」
...そこに人生の真の意義がある』と言つた...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...経文を重く見せたところに深い意義がある...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...考えようによってはランニングや砲丸投げなどのレコードよりもより多く文化的の意義があるかもしれない...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...それが舵手(だしゅ)であったということに意義があるように思われる...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...ただ以上のようにこじつけ得られるという事自身には何らかの意義があるであろう...
寺田寅彦 「土佐の地名」
...自然科学上の意義があるのだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...重大な意義があるだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...実際上の意義があるのだ...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...鎌倉といふところに鰹の意義がある...
長谷川時雨 「初かつを」
...右の様な園は大いに意義があるだろうと思います...
牧野富太郎 「植物記」
...このうえもない意義がある...
牧野富太郎 「植物知識」
...世間の生活から遊離することなくして仏法を行ずるということに無戒ということの積極的意義がある...
三木清 「親鸞」
...まったくドブが水稲の栽培に通ずるという経済上の意義があるからである...
柳田國男 「地名の研究」
...そこにまた民主政の本質的な意義があるのである...
矢部貞治 「政治学入門」
...粗衣粗食で休むひまなく働くより意義があるように考えやすい...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そこに民族の自由解放の真意義がある――というような説が次第に高まりつつある形勢である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...(ここに恐らく天分の意義がある...
和辻哲郎 「創作の心理について」
便利!手書き漢字入力検索