...」意気揚々としてそこを出た男爵は...
犬田卯 「沼畔小話集」
...意気揚々と歩行(ある)いております...
巖谷小波 「三角と四角」
...と先生意気揚々として早速凱旋将軍のやうな気でゐた...
内田魯庵 「犬物語」
...いつもとは違い意気揚々と玄関へ入ってきた...
海野十三 「空気男」
...鷹狩の獲物ですよ」子供は雀を持って意気揚々と帰って行った...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...民党の議員たちがそれぞれ意気揚々と宿舎へ引きあげた丁度その時刻に...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...伯爵は意気揚々と出発したが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...彼は全く意気揚々として...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...意気揚々とファーナムへ歩いて戻った...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...意気揚々と早稲田の大隈邸に乗り込み...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...意気揚々として言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そうして意気揚々として松の木の頂(いただき)から降りてまいりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...意気揚々と伊東へ引きあげた...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...むしろ意気揚々と広場を横切って来た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...翻つては飛び行く……などゝ歌ひながら意気揚々と進んで行つた...
牧野信一 「ピエル・フオン訪問記」
...私はすつかり清々として意気揚々と進んで行くと...
牧野信一 「ビルヂングと月」
...鞍には、旅の食糧(かて)やら、雨具やら、郡司の吏(り)に咎(とが)められた時に示す戸籍の券やら、一束(ひとつか)の弓矢をも結(ゆわ)いつけて、豊田の館(たち)を出るとすぐの坂道へ、意気揚々と、降りて行った...
吉川英治 「平の将門」
...彼女は意気揚々として...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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