...この世の偉い人がもっとも得意で意気揚々としている瞬間にさえ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...意気揚々と歩行(ある)いております...
巖谷小波 「三角と四角」
...と先生意気揚々として早速凱旋将軍のやうな気でゐた...
内田魯庵 「犬物語」
...民党の議員たちがそれぞれ意気揚々と宿舎へ引きあげた丁度その時刻に...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...伯爵は意気揚々と出発したが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...意気揚々と引上げ行き申候...
太宰治 「花吹雪」
...そうして意気揚々と...
太宰治 「パンドラの匣」
...意気揚々と引きあげて行った...
火野葦平 「花と龍」
...ヘプバン編集長が例の封筒を意気揚々と掲げてきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...カミィルは意気揚々とホテル・アムステルダムへやって来た...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...全くその点は意気揚々としたことは云えないのだけれども...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...意気揚々とその欲望を遂げるのです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...S=道――鼻唄唄って意気揚々と三次が行く...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...意気揚々と押し出すと途中でコラコラ...
山本笑月 「明治世相百話」
...子僧は? 意気揚々と窓枠を叩きながら...
横光利一 「頭ならびに腹」
...意気揚々として踊っていた...
横光利一 「上海」
...意気揚々と引き揚げてきた捕手の前に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼女は意気揚々として...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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