...色もまた色そのものには音の如く意味がない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...面もまた面そのものには色の如く意味がない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...この女の自殺は、意味がない...
太宰治 「姥捨」
...主義を云々することには意味がない...
戸坂潤 「科学方法論」
...私の考えに対しては意味がない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...一貫した方法(研究の及び叙述の)は弁証法的方法だと云うことが出来る(弁証法は併し唯物論を離れては意味がないのである)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そうでなければ今日使われているイデオロギーという言葉は意味がないのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...意味がないが故に批判されるべきものが寧ろ多いのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...何となれば客観は主観を超越するという意味がなくては一般に意味がないからである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...何にどう敏感なのかが分らなくては余り意味がない...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...啓蒙(けいもう)としての外に意味がないことは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...以後はあまりに意味がないであらう...
北條民雄 「頃日雑記」
...その道での常套で完成したのでは意味がないと思います...
宮本百合子 「歌集『仰日』の著者に」
...民藝を都会の工場に托す事は意味がないでしょう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...意味がないというはずはないのである...
柳田國男 「地名の研究」
...しかも自分でも意味がないと思っている折目の日が...
柳田国男 「年中行事覚書」
...こんな苦労は意味がない...
吉川英治 「三国志」
...武蔵をここで刺殺してしまわねば意味がない...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索