...意中の女がとじこめられているところに行けばよかった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...おぬいさんがすでに意中の人を持っているなということだった...
有島武郎 「星座」
...代って彼の意中の男を新たに検事総長に据えると同時に...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...そうした方が君のための幸福ではない乎(か)と意中の計画通りを実行させようとした...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...ロシア語なら得意中の得意だし...
海野十三 「空中漂流一週間」
...同時に佐々は彼の得意中の得意とする私設電話術...
海野十三 「地球盗難」
...失意中の大得意なりしなるべし...
大町桂月 「近藤重藏の富士山」
...意中の幻影(まぼろし)を追ひながら...
高山樗牛 「瀧口入道」
...既に照子から意中の告白がなされてることが明かでした...
豊島与志雄 「道標」
...ただ単に突きの一手――得意中の得意なる突きの一手のほか...
中里介山 「大菩薩峠」
...時には我意中の美人と共に待つ事もある...
夏目漱石 「幻影の盾」
...それがもうかれこれ十年来の意中の人なのだそうだ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...わたくしの意中の車は大いなる荷車である...
森鴎外 「空車」
...‥‥彼女は彼の意中の者であつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...意中の掬(く)めない面々は...
吉川英治 「江戸三国志」
...意中の秘策を妻に打明けた...
吉川英治 「三国志」
...よくわが意中の計を観た...
吉川英治 「三国志」
...彼の意中のものは...
吉川英治 「三国志」
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