...非常に愉快な男である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私はたいへん不愉快な目に遭う――つまり次は私の生命が危険になるんでしょうからね...
海野十三 「奇賊は支払う」
...又不愉快な噂でもあるが...
戸坂潤 「社会時評」
...何と云っても愉快な記憶として残る...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...愉快なりとしています...
中里介山 「大菩薩峠」
...たいへん親切にされて不愉快な事がある」「どんな場合ですか」「形式だけは親切にかなっている...
夏目漱石 「三四郎」
...嘔気(はきけ)を催すような不愉快な心持になりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...愉快な気持ちになって働いていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...出来れば不愉快なことは避けたい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...これに反して誠らしき嘘は人を欺(あざむ)かんとする傾きありて不愉快なる者なり...
正岡子規 「俳句の初歩」
...ひとりで十分愉快なものになれる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不完全または不愉快な土地に住むことを許されたのか...
柳田國男 「地名の研究」
...安定を毀(こわ)されるのが不愉快なのです」玄一郎は...
山本周五郎 「いさましい話」
...この不愉快な日本を離れて士族の王国を作りに行かねばならぬ...
夢野久作 「近世快人伝」
...大いに敵をして快哉(かいさい)を叫ばせているという甚だ不愉快な事実が...
吉川英治 「三国志」
...すこぶる不愉快なお追従(ついしょう)笑いをした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...どれも愉快な仲間だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...周りを取り巻くキュクロプス式の重量感や巨人症から不愉快な感じを受けるようになっていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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