...五〇 惻隱之心偏...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...」と喪くなった醜い犬を追懐して惻々(そくそく)の情に堪えないようだった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...その辞惻々(そくそく)読む者の心をうたねばやまぬ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...例の重い心と事件解決への惻心(そくしん)とを抱いて...
海野十三 「四次元漂流」
...惻々(そくそく)として鬼気の身に迫るものであった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...農民が茫然自失するのも当然だと惻隠をふくめた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...今日それを読んでも何かしら惻々(そく/\)として胸を打つものがあり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...そして惻隠(そくいん)の情に打たれた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...其言惻々として人を動かす...
長塚節 「長塚節歌集 中」
......
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...惻々たるその音声にも男の真情が偲ばれてなかなか憐れ深いのであった...
久生十蘭 「魔都」
...惻々として胸を打つような一通の手紙を書き送った...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...惻々とその風格に接するの思いがあるのである...
藤島武二 「画室の言葉」
...それを眺めた人々は思わずも惻隠の情をうごかされ...
宮本百合子 「金色の口」
...まったく惻隠憐憫の情をゆたかにもったモンテーニュには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...惻々として胸にせまってくるような心地がする...
吉川英治 「江戸三国志」
...そんな惻隠(そくいん)の情(じょう)めいたものが...
吉川英治 「私本太平記」
...惻々(そくそく)と責(せ)め虐(さいな)まれた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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