...贅沢(ぜいたく)な眠(ねむり)から醒(さ)めたのちの体の惰気(だき)を...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...惰気やねむけの催さぬうちに...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ただこれがために惰気を生ずるのを恐れるのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...昇平の惰気を鼓舞するに足る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...従って我藩の軍隊もいよいよ惰気を生じた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...惰気(だき)を催うすにも拘はらず...
夏目漱石 「それから」
...あらゆる社会の惰気と腐敗とを一掃して...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...この惰気(だき)からわく霧のような心中の敵は...
吉川英治 「上杉謙信」
...夜来(やらい)の惰気(だき)と昏迷(こんめい)を...
吉川英治 「黒田如水」
...この中の惰気(だき)も...
吉川英治 「黒田如水」
...惰気(だき)ようやく満ち...
吉川英治 「黒田如水」
...朝から続いて惰気(だき)満々(まんまん)だった大人(おとな)どもの試合のどれよりも真剣で凄まじくさえあった...
吉川英治 「剣の四君子」
...惰気(だき)満々のていたらくです...
吉川英治 「三国志」
...惰気(だき)が漂(ただよ)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼らも共に惰気に満ちる...
吉川英治 「新書太閤記」
...ちりぢりばらばらな惰気(だき)が感じられて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...江戸のような惰気(だき)や...
吉川英治 「松のや露八」
...散った花屑(はなくず)やら人間の惰気(だき)を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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