例文・使い方一覧でみる「惰弱」の意味


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...自分の小さゝと弱さと卑しさとをその儘に看過する惰弱の心を挾んでゐないと云へなかつた...   自分の小さゝと弱さと卑しさとをその儘に看過する惰弱の心を挾んでゐないと云へなかつたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...自己を愛する最眞の途も亦自己の惰弱を鞭つて此戰に赴かせる點に窮極しなければならない...   自己を愛する最眞の途も亦自己の惰弱を鞭つて此戰に赴かせる點に窮極しなければならないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...一旦(いったん)心に印(いん)せられた惰弱の風(ふう)と共に永久に消ゆるの時がなかろう...   一旦心に印せられた惰弱の風と共に永久に消ゆるの時がなかろうの読み方
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」

...即ちパリの遊人等の惰弱なお上品に対して...   即ちパリの遊人等の惰弱なお上品に対しての読み方
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」

...憎々しい惰弱な病的な汽笛や不平な野心の逞しい機械の音よりどの位...   憎々しい惰弱な病的な汽笛や不平な野心の逞しい機械の音よりどの位の読み方
千家元麿 「自分は見た」

...非常に惰弱になって巧言令色である...   非常に惰弱になって巧言令色であるの読み方
太宰治 「虚構の春」

...当節は、士も、旗本の如く、悉く遊芸に凝れば、婦女子も、芸妓を見習って、上下、赴くところは、惰弱の道のみ、それと、これと、雲泥の差ではござらぬか...   当節は、士も、旗本の如く、悉く遊芸に凝れば、婦女子も、芸妓を見習って、上下、赴くところは、惰弱の道のみ、それと、これと、雲泥の差ではござらぬかの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...どういう訳(わけ)か人の道を忘れた放蕩惰弱(ほうとうだじゃく)なものの厭(いとわ)しい身の末が入相(いりあい)の鐘に散る花かとばかり美しく思われて...   どういう訳か人の道を忘れた放蕩惰弱なものの厭しい身の末が入相の鐘に散る花かとばかり美しく思われての読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...主人が惰弱(だじゃく)で...   主人が惰弱での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...惰弱(だじゃく)な...   惰弱なの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...当時惰弱の公方様(くぼうさま)に任せておいては...   当時惰弱の公方様に任せておいてはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...土地の人の惰弱だけならまあいいが...   土地の人の惰弱だけならまあいいがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...惰弱で不可(いか)ん...   惰弱で不可んの読み方
夏目漱石 「それから」

...僕も豆腐屋へ年期奉公に住み込んで置けばよかった」「君は第一平生から惰弱(だじゃく)でいけない...   僕も豆腐屋へ年期奉公に住み込んで置けばよかった」「君は第一平生から惰弱でいけないの読み方
夏目漱石 「二百十日」

...すでに惰弱(だじゃく)なる田舎(いなか)の士族は...   すでに惰弱なる田舎の士族はの読み方
福沢諭吉 「旧藩情」

...いや迷信も無信仰も惰弱も...   いや迷信も無信仰も惰弱もの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...そんな惰弱な生活はゆるさん...   そんな惰弱な生活はゆるさんの読み方
吉川英治 「親鸞」

...こんな惰弱な風はよろしくないといって...   こんな惰弱な風はよろしくないといっての読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「惰弱」の読みかた

「惰弱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「惰弱」

「惰弱」の英語の意味


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隠坊   めんつ   三節  

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