...皆(みな)ロシヤの怠惰者(なまけもの)に適當(てきたう)してゐる哲學(てつがく)です...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...運動は惰性に落されるということになる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ことに虚栄的な怠惰の一形式であった――知的労働はあらゆる労働のうちで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...優良社会の怠惰な臆病(おくびょう)な無気力を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...惰性に引きずられたる単調なる生活の勤めがあった...
豊島与志雄 「生あらば」
...上下、人民までが、奢侈(しゃし)にのみ走り、遊惰に傾き、大義大道を忘れている世に、碌々(ろくろく)、生を貪っていて、何んの五十年ぞ...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...使用人の勤惰(きんだ)を見るつもりでここへ来たのではありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...怠惰が健康でないやうに...
中島敦 「環礁」
...蝉が鳴いてゐる蝉が鳴いてゐるほかなんにもない!僕の怠惰? 僕は『怠惰』か?僕は僕を何とも思はぬ!蝉が鳴いてゐる...
中原中也 「蝉」
...怠惰(なまけ)ものでは...
夏目漱石 「それから」
...怠惰(なまけ)ものでは...
夏目漱石 「それから」
...それはやつらの例の怠惰から来たもので...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...もう私の怠惰性は「――ねばならない...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...彼らをその有害な懶惰(らんだ)から脱却せしめ得るあらゆる企図に対して...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...怠惰のもつ魅力が発散するかと思われた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...昔も、今も、少数の、狡猾な、遊惰な、暴力と財力とを持つ人面獣が、おのおの万人分の席を占めて、どれ位われわれを飢させ、病ませ、苦めてゐるか知れない...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...至って懶惰(らんだ)な人間です...
吉川英治 「三国志」
...悪政の下(もと)の奢侈(しゃし)遊惰(ゆうだ)...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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