...密室の中に在りて神と交通する宗教家の生活は飮酒喫煙と種類を等しくする懶惰の生活である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...まことに懶惰なことであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...このおだやかな遊惰の日に法服をきた昔の知り人のやうにやつてきた...
大手拓次 「藍色の蟇」
...それの惰勢が今日まで続いて来たのだけれど...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...彼の惰性的な遊び癖も一層嵩(かう)じて来ない訳に行かなかつた...
徳田秋声 「のらもの」
...そして惰性は力学の第三法則に相当するのではなく第二法則の内容を云い表わす筈であった...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...なんにもしないのが一番いいのだ! 瞑想的惰性が一番いいのだ! だから地下の世界万歳というわけである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...彼女はとにかくしたたかな娘で、道徳心もなく、怠惰で、肉感的で、快楽を好み、くだらない愛嬌(あいきょう)をふりまいてばかりいたが、しかし同時に、いかにも公明であり、いかにも善良であって、そのあらゆる欠点も自然で健やかなために、笑って済まさざるを得ないし、ほとんど愛せざるを得なかったのである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それほど私のうちには遊惰な心が蟠っていたのだ...
豊島与志雄 「理想の女」
...お前は怠惰なために一番苦しい生活にはいっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...惰気(だき)を催うすにも拘はらず...
夏目漱石 「それから」
...如何(いか)な懶惰(らいだ)生でも大抵寝ることはない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...遊惰無頼の道を辿つてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...大方二人の男の働き振りに怠惰の模様でも窺はれたのを責めでもするために...
牧野信一 「鬼の門」
...惰眠(だみん)を偸(ぬす)む者があると...
吉川英治 「鬼」
...士気の惰(だ)することは...
吉川英治 「三国志」
...この生態をとらない惰民(だみん)がいるとすれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのような驕慢(きょうまん)怠惰(たいだ)にのみ日を暮しているわけでは――」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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