...暮れゆく春を惜しむかな...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...寸陰を惜しむ心ほど...
永井壮吉 「冬日の窓」
...避けるものは身を惜しむことを知っているけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...砕かれ残った美しさを惜しむような...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...与え恵む可き事あらば財を惜しむ可らず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...父上の御許(おんゆる)しこそなけれ母は御身(おんみ)を片田舎の埋木(うもれぎ)となすを惜しむ者...
福田英子 「妾の半生涯」
...」浄海 命を惜しむのは凡夫の常...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...清と別れを惜しむ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そんな人がいてくれればね」何を話していても死んだ人を惜しむ心があふれるように見えるのを中の君は哀れにも思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...後(のち)失行があつて終をよくしなかつたのも惜しむべきである...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...できるだけ出し惜しむことにしよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それを失ったからとてさほどに惜しむにもあたらないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...名残りを惜しむ一同が夜とともに今宵を話し明かそうと...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...好漢惜しむべしという言葉は...
吉川英治 「大谷刑部」
...統は別れを惜しむかの如く...
吉川英治 「三国志」
...なんぞ惜しむに足らんやです...
吉川英治 「三国志」
...その死を惜しむ姿であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...惜しむもののように...
吉川英治 「源頼朝」
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