...ただ命は惜しんでもしかたがないから考えねばならない...
伊藤左千夫 「廃める」
...いろ/\云はれるから口惜しいんぢやないか...
伊藤野枝 「惑ひ」
...惜しいことだつた...
種田山頭火 「其中日記」
...普通のまじめな良民で命の惜しい人はまずまず椋鳥(むくどり)を食うことはなるべく控えるようになる...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...私口惜しいから突っかかっていってやると...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...惜しい事をしたものだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あとで考へると口惜しくてたまりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金澤町の平野屋の若旦那金之助――口惜しいがあつしぢやありません」「で?」八五郎の話術に引入れられて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...佛像の額の大夜光の珠が取れなかつた口惜し紛(まぎ)れに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...城も惜しくはない...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...口惜しさが五体の隅々にまで浸みわたって疼いていることがハッキリと分った...
正岡容 「小説 圓朝」
...私は口惜しさと悲しさに身を刺された...
松永延造 「職工と微笑」
...大吉が刀収めた時くだんの旗本、T「いずれの御人か存ぜねど千万忝けない」と礼を述べてから、負け惜しみに、T「尋常ならば彼奴等如きの五人六人」「束になって参ろうとも……ビクとも致す、拙者では厶らぬが」T「何分にも病気上り……」と言うのを大吉が、T「弱って居られて御幸せ」「エッ」と旗本訝しそう...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...日に焦けた手足を惜しげもなくさらして...
山本周五郎 「日本婦道記」
...口惜しい口惜しいって申しておりましたが……」そう云って吾輩を見上げた令嬢の眼に一点の露が光った...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...わしからいわせれば、周の世八百年を興した太公望(たいこうぼう)、或いは、漢の創業四百年の基礎をたてた張子房(ちょうしぼう)にくらべても決して劣るものではない」司馬徽はそう云いながらおもむろに階をおりて一礼し、なお玄徳がとどめるのを一笑して、天を仰ぎ、「――ああ、臥龍(がりょう)先生、その主(しゅ)を得たりといえども、惜しい哉、その時を得ず! その時を得ず!」と、ふたたび呵々(かか)大笑しながら、飄然(ひょうぜん)と立ち去ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...微生(びせい)を惜しみましょう」「ありがたい」黄蓋は彼の掌(て)をとって...
吉川英治 「三国志」
...惜しい若者が幾人となく討死して行った...
吉川英治 「源頼朝」
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