...骨身を惜まず働き続けた...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...なごりを心から惜しんでだろう...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...書物を買ふ銭を惜しむ事は呆れて了ふ...
内田魯庵 「家庭の読書室」
...口惜しがるのであつた...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...私は土塀の崩潰を惜しむとともに...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...剰(あまつさ)え「物惜しみをするな」とまで云われたのがぐっと答えて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...彼女のために死んでも惜しくないような気がした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そう思い切りよく御断念(おあきらめ)になるのも惜(おし)いから...
夏目漱石 「虞美人草」
...物惜しみなどをしている時ではありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あっしは口惜(くや)しくって口惜しくって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかしそれよりも尚惜しいのはこの頃のやうに髪の落ちることだ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...芝園橋付近の銀茶寮とか申す料理屋にて日本料理の献立表にとありしを覚えをり候たゞし此際は惜くも本日は材料が揃わずとの理由とかにて実物を味わずに了い候...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...而してこの術を惜しまんやと...
南方熊楠 「十二支考」
...惜みても尚恨みある損害...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...恨みを言うともなしに「身をば思はず」(忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな)などとはかなそうに言っているのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それをつつましやかにそして惜し気もなく使用したことに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...水を惜しんで大師に与えなかったために...
柳田國男 「日本の伝説」
...手も足も出なくなった口惜しささえ感じていたのだから……そうして初対面の作法も何もかも忘れて睨み付けていたのだから必ずや容易ならぬ眼色(めいろ)をしていたに違いないと思う...
夢野久作 「暗黒公使」
便利!手書き漢字入力検索
