例文・使い方一覧でみる「惜」の意味


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...別に出しみをするわけでもなかつたらしいが...   別に出し惜みをするわけでもなかつたらしいがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...口しくないのですか...   口惜しくないのですかの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...みすみすその機会を逸して……口しい...   みすみすその機会を逸して……口惜しいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...価をしまず名品を集めたいという触込みを先触れとして...   価を惜しまず名品を集めたいという触込みを先触れとしての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...今でもしいことをしたと思っている...   今でも惜しいことをしたと思っているの読み方
中谷宇吉郎 「冬彦夜話」

...つい二三日前には口(や)しさの腹(はら)癒(い)やさんずと向(むか)うから來戰(せん)に及んで何と三敗(はい)一勝(せう)...   つい二三日前には口惜しさの腹癒やさんずと向うから來戰に及んで何と三敗一勝の読み方
南部修太郎 「下手の横好き」

...口しまぎれに大變な冒險をしてしまつたのです...   口惜しまぎれに大變な冒險をしてしまつたのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...大川へ身を投げて死んでやるから――と口しまぎれに駈け出しました」「それから?」「傅次郎はニヤニヤ笑つて見てゐました...   大川へ身を投げて死んでやるから――と口惜しまぎれに駈け出しました」「それから?」「傅次郎はニヤニヤ笑つて見てゐましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...舌さへ動かししみつゝ答へる...   舌さへ動かし惜しみつゝ答へるの読み方
葉山嘉樹 「井戸の底に埃の溜つた話」

...と是(こ)れはいさゝか口(くちを)しき思(おも)ひに...   と是れはいさゝか口惜しき思ひにの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...「桟橋に別れをむ夫婦かな」とやったが...   「桟橋に別れを惜む夫婦かな」とやったがの読み方
正岡子規 「句合の月」

...泰声を(はげま)して我はしむに足らず母を託する方なしと歎くと虎が放ち去った...   泰声をして我は惜しむに足らず母を託する方なしと歎くと虎が放ち去ったの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...まったくああしげもなく振りまかれたのでは...   まったくああ惜しげもなく振りまかれたのではの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...負けしみに非ず...   負け惜しみに非ずの読み方
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」

...「しいことをしました...   「惜しいことをしましたの読み方
吉川英治 「三国志」

...あのしい若さを...   あの惜しい若さをの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...しくはねえ体だから...   惜しくはねえ体だからの読み方
吉川英治 「無宿人国記」

...しい事をした」路には霜が深かった...   惜しい事をした」路には霜が深かったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「惜」の読みかた

「惜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「惜」

「惜」の英語の意味

「惜なんとか」といえば?   「なんとか惜」の一覧  


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