「惜」の意味
惜しむこと
「惜」の例文(場面別)
- 日常会話時間を惜しんで勉強に励む
- ビジネス人材を惜しむことなく育成に投資する
- 文学春の訪れを惜しむように雪が舞った
- ニュース被災地支援に労力を惜しまないボランティア
小説での「惜」の使い方
...猫よきっとそれは」と口惜しそうに叫んだ...
有島武郎 「フランセスの顔」
...樹立ちを洩れて陽光が惜し気もなく画室のなかへ流れこむ...
上村松園 「画室談義」
...結局どうなんだい」私は口惜しまぎれに怒鳴りました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...この庭の春にそれとなく名残を惜しんでいるのであろう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこで惜しいところで映画はふっと消滅してしまった...
寺田寅彦 「春六題」
...惜しみても余りあることだ...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...悧巧さうな眼などを思ひながら残り惜しく小屋をでた...
中勘助 「銀の匙」
...惜しいと思って意見をしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...単に懐旧的の意味で惜しまれるばかりではなく...
中谷宇吉郎 「温泉1」
...そうして誰にも劣らず讃辞を惜しまないであろうと...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...茶を啜(すす)る暇も惜しいというふうに...
山本周五郎 「山彦乙女」
...それが度重なってとうとう気が荒くなり、芸は忘れる、膝へは乗らず、惜しいかな、ただの狸に化けてしまった...
山本笑月 「明治世相百話」
...過ぎ行く夏が惜しまれる...
横光利一 「琵琶湖」
...彼の人物を惜しんで...
吉川英治 「三国志」
...陽あしを仰ぎながら惜しむ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...源吾盛安から髪を惜しみ給えといわれれば...
吉川英治 「源頼朝」
...後から追いかけて来るだろうから」「でも……」惜しむように...
吉川英治 「宮本武蔵」
...惜しいもんだな」岸本監督は喉の奥でひとりうめいた...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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