...別して惚れた相手の薄雲太夫が真にうけないのを苦に病(や)んだらしい――だからこその人殺しさ...
芥川龍之介 「南瓜」
...あるいは恍惚(こうこつ)たる悲壮の感激である...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...春秋に富んで居る癖に惚れ方が性急(せつかち)だ」とか...
石川啄木 「菊池君」
...恍惚(うっとり)となったも道理...
泉鏡花 「婦系図」
...皮を剥(む)いちゃア困ります」と寝惚(ねぼ)けていた...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...顔に就いての自惚れではない...
太宰治 「正義と微笑」
...愛らしく結んだ唇なぞを眺めているうちに……クッキリと盛り上がった胸や柔らかな腰の線に見惚(みと)れて思わず手紙を書く手をやすめてしまいました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...貧苦に打ち克(か)ちひと廉(かど)の名人となる程の者は生れつきから違っているはず根(こん)と熱心とばかりでは行かぬあの子は厚かましいだけが取柄(とりえ)で芸の方はさして見込みがあろうとも思えず貧を憐んで下されなどとは己惚(うぬぼ)れも甚しい...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...己惚(うぬぼ)れの強い平素の口調で...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...彼は一種の恍惚たる境に導かれていった...
豊島与志雄 「蘇生」
...ボートマンがその恍惚とした我を忘れるこころもちを呼んで楽しむのである...
中井正一 「美学入門」
...頭を擡げ出した麦の青さと相映じて居るのに見惚れることすらあるのである...
長塚節 「隣室の客」
...もう一人岡惚れの人別帳に書き入れが増えたらう」「驚いたね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺はあの女に惚れてゐるのかな...
北條民雄 「青い焔」
...この小ちゃな七連発のオモチャに物を云わせますから……妾はこの坊ちゃんに惚れてるんですからね...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...淵は今「みづすまし」の美くしい命の「渦巻つなぎ」に満ち、この芸術家的な虫の支配のもとに、見るは唯だメロデイの淵、恍惚の淵、青い淵...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...いい気持であの水調子(みずちょうし)を聞き惚(ほ)れていたのさ...
吉川英治 「春の雁」
...見惚れているのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- ゴルファーの比嘉真美子さん: 宅建士試験に合格し、学び続ける姿勢を表明 🏌️
- 歌手の松田ゆう姫さん: 松田優作さんの長女でミュージシャン、自身のSNSで結婚を発表した。 💍
- アナウンサーの久米宏さん: 報道番組に革命をもたらした伝説のスターアナウンサー肺がんのため死去📺
