例文・使い方一覧でみる「惘然」の意味


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...惘然としてしまった...   惘然としてしまったの読み方
豊島与志雄 「悪夢」

...そしてひどく惘然としていた...   そしてひどく惘然としていたの読み方
豊島与志雄 「過渡人」

...ただ惘然(ぼうぜん)として身動きもしなかったが...   ただ惘然として身動きもしなかったがの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...誰も皆惘然として...   誰も皆惘然としての読み方
豊島与志雄 「月かげ」

...周平は惘然として...   周平は惘然としての読み方
豊島与志雄 「反抗」

...順造は惘然と彼女の顔を見つめた...   順造は惘然と彼女の顔を見つめたの読み方
豊島与志雄 「幻の彼方」

...マドレーヌ氏は惘然(ぼうぜん)と考えに沈んだ...   マドレーヌ氏は惘然と考えに沈んだの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...ワーテルローは単に自由の惘然(ぼうぜん)自失した一時期を画するものに過ぎない...   ワーテルローは単に自由の惘然自失した一時期を画するものに過ぎないの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...惘然(ぼうぜん)とうちながめた...   惘然とうちながめたの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...ひとりは惘然(ぼうぜん)としひとりは息をはずましひとりはほんとに目をさまし...   ひとりは惘然としひとりは息をはずましひとりはほんとに目をさましの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...マリユスは新たに現われてきた自分の地位に惘然(ぼうぜん)としてしまって...   マリユスは新たに現われてきた自分の地位に惘然としてしまっての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...ただ惘然(ぼうぜん)として水の面(おもて)を眺めをり候処...   ただ惘然として水の面を眺めをり候処の読み方
永井荷風 「榎物語」

...惘然(ばうぜん)として見(み)て居(ゐ)た凡(すべ)てがどよめいた...   惘然として見て居た凡てがどよめいたの読み方
長塚節 「土」

...代助は惘然(もうぜん)として黒内障(そこひ)に罹(かゝ)つた人の如くに自失した...   代助は惘然として黒内障に罹つた人の如くに自失したの読み方
夏目漱石 「それから」

...折ふし黄なる蝶の飛び来りて垣根に花をあさるを見てはそぞろ我が魂の自ら動き出でゝ共に花を尋ね香を探り物の芽にとまりてしばし羽を休むるかと思へば低き杉垣を越えて隣りの庭をうちめぐり再び舞ひもどりて松の梢にひら/\水鉢の上にひら/\一吹き風に吹きつれて高く吹かれながら向ふの屋根に隠れたる時我にもあらず惘然(ぼうぜん)として自失す...   折ふし黄なる蝶の飛び来りて垣根に花をあさるを見てはそぞろ我が魂の自ら動き出でゝ共に花を尋ね香を探り物の芽にとまりてしばし羽を休むるかと思へば低き杉垣を越えて隣りの庭をうちめぐり再び舞ひもどりて松の梢にひら/\水鉢の上にひら/\一吹き風に吹きつれて高く吹かれながら向ふの屋根に隠れたる時我にもあらず惘然として自失すの読み方
正岡子規 「小園の記」

...暗い壁のひとつところを惘然(もうぜん)と見まもった...   暗い壁のひとつところを惘然と見まもったの読み方
山本周五郎 「契りきぬ」

...若主人が袴を持ったまま惘然と考えこむのを見て...   若主人が袴を持ったまま惘然と考えこむのを見ての読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...二幹太郎は惘然(もうぜん)とそこへ坐った...   二幹太郎は惘然とそこへ坐ったの読み方
山本周五郎 「花も刀も」

「惘然」の読みかた

「惘然」の書き方・書き順

いろんなフォントで「惘然」


ランダム例文:
消極的な   物見車   自主独立  

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