例文・使い方一覧でみる「惘」の意味


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...真実(ほんと)に(あき)れたもんだね」「どうしてまたそう作太郎を嫌ったものだろうねえ」おとらは前屈(まえこご)みになって...   真実に惘れたもんだね」「どうしてまたそう作太郎を嫌ったものだろうねえ」おとらは前屈みになっての読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...(あき)れたように女の様子を眺(なが)めていた...   惘れたように女の様子を眺めていたの読み方
徳田秋声 「黴」

...『お前さんの口前(くちまへ)の巧いにも(あき)れるよ...   『お前さんの口前の巧いにも惘れるよの読み方
徳田秋聲 「絶望」

...私は然其処に立っていた...   私は惘然其処に立っていたの読み方
豊島与志雄 「蠱惑」

...彼は妙に然としてしまっていた...   彼は妙に惘然としてしまっていたの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...彼は然(ぼうぜん)と考えに沈みながら...   彼は惘然と考えに沈みながらの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...然(ぼうぜん)として...   惘然としての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...勘次(かんじ)は殆(ほと)んど然(ばうぜん)として此(こ)の急激(きふげき)な變化(へんくわ)を見(み)た...   勘次は殆んど惘然として此の急激な變化を見たの読み方
長塚節 「土」

...汗(あせ)がびつしりと髮(かみ)の生際(はえぎは)を浸(ひた)して疲憊(ひはい)した身體(からだ)をおつぎは少時(しばし)然(ぼんやり)と庭(には)に立(た)てた...   汗がびつしりと髮の生際を浸して疲憊した身體をおつぎは少時惘然と庭に立てたの読み方
長塚節 「土」

...代助は然(もうぜん)として黒内障(そこひ)に罹(かか)った人の如くに自失した...   代助は惘然として黒内障に罹った人の如くに自失したの読み方
夏目漱石 「それから」

...母君(はゝぎみ)一ト度(たび)は(あき)れもしつ驚(おど)ろきもせしものゝ...   母君一ト度は惘れもしつ驚ろきもせしものゝの読み方
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」

...おぬひ(あき)れて貴君は其樣の事正氣で仰しやりますか...   おぬひ惘れて貴君は其樣の事正氣で仰しやりますかの読み方
樋口一葉 「ゆく雲」

...おぬひ(あき)れて貴君(あなた)は其樣(そのやう)の事(こと)正氣(せうき)で仰(おつ)しやりますか...   おぬひ惘れて貴君は其樣の事正氣で仰しやりますかの読み方
一葉女史 「ゆく雲」

...思(おも)ひがけぬやうな(あき)れ顏(がほ)をかしう...   思ひがけぬやうな惘れ顏をかしうの読み方
樋口一葉 「われから」

......   の読み方
室生犀星 「愛の詩集」

...いつもれながらも人間の至情というものの深さを...   いつも惘れながらも人間の至情というものの深さをの読み方
室生犀星 「陶古の女人」

...若主人が袴を持ったまま然と考えこむのを見て...   若主人が袴を持ったまま惘然と考えこむのを見ての読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...若林博士の荘重な顔付きとを々然(ぼうぼうぜん)と見比べない訳に行かなかった...   若林博士の荘重な顔付きとを惘々然と見比べない訳に行かなかったの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

「惘」の読みかた

「惘」の書き方・書き順

いろんなフォントで「惘」


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