...彼との情誼は深いです...
...情誼を大切にしています...
...今回の事件が私たちの情誼を試すものだ...
...彼女とは幼稚園からの情誼である...
...情誼を育むためにも、頻繁に会うように努めます...
...Yに対する沼南の情誼に感奮した最初の推服を次第に減じたが...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...市兵衛は翌年はるばる山形の獄中にあった陸奥を慰問し前約を果すことを迫ることによって以前の情誼に報いたのであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...或(あ)る情誼(じやうぎ)からするのでもなく...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...その主従の情誼と云い...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...情誼(じょうぎ)に厚いところのある...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わしの頼みをきいてもらおう」こう情誼(じょうぎ)をこめて頼まれると...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...いくら葉子の情熱でも瑠美子との師弟の情誼(じょうぎ)を乗り超(こ)えてまで...
徳田秋声 「仮装人物」
...舊來の情誼を棄てゝ斷然伊藤内閣反對の側に立ち...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...情誼(じょうぎ)や恩顧で勲章や地位や金銭を分かつことがなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は相手の情誼と信頼とをかち得るつもりでいたらしい...
豊島与志雄 「秦の出発」
...都新聞への情誼も尽したつもりでいる...
中里介山 「生前身後の事」
...単に隣人の交際とか情誼(じょうぎ)とか云う点から見ても...
夏目漱石 「門」
...情誼(じょうぎ)上何か認(したた)めてやりたいとは思ったものの...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』中篇自序」
...真(まこと)の親と余り違わぬ情誼(じょうぎ)がありたいといって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...出入(でいり)の職人商人(あきうど)もまた情誼(じょうぎ)が頗(すこぶ)る厚かった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...根の深い情誼がある...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「それ程までにこの孫次郎を」骨に沁入(しみい)る篤(あつ)い情誼(じょうぎ)だった...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...秀吉からの手紙はいつも情誼(じょうぎ)と誠意をこめて...
吉川英治 「黒田如水」
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