...彼との情誼は深いです...
...情誼を大切にしています...
...今回の事件が私たちの情誼を試すものだ...
...彼女とは幼稚園からの情誼である...
...情誼を育むためにも、頻繁に会うように努めます...
...市兵衛は翌年はるばる山形の獄中にあった陸奥を慰問し前約を果すことを迫ることによって以前の情誼に報いたのであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...貧乏と放縦と情誼と無能との雑炊だ!暮れ方に樹明君来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...いくら葉子の情熱でも瑠美子との師弟の情誼(じょうぎ)を乗り超(こ)えてまで...
徳田秋声 「仮装人物」
...情誼上の忠告を与へむが為に外ならざりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...單(たん)に隣人(りんじん)の交際(かうさい)とか情誼(じやうぎ)とか云(い)ふ點(てん)から見(み)ても...
夏目漱石 「門」
...師弟の情誼(じょうぎ)のうるわしさは...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...相当情誼(じょうぎ)を与えたはずだ...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...未知のインドネシア人の重治にたいするたとえようもなき深い情誼についてであった...
久生十蘭 「手紙」
...何百年来培われた親子のような藩主と家臣の情誼(じょうぎ)が...
本庄陸男 「石狩川」
...鴎外の「阿部一族」は雄大複雑な歴史小説で封建のあらゆる枠は枠なりに肯定したところで、その中での性格相剋の悲劇、君臣の臣の負担となるその結末、情誼が、人の生かしかた、生きかた、死しかた、死なされかたなどのうちに表現されなければならなかった姿を、武家気質の範疇での感情行為の必然にしたがってよく描いています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...小山君夫婦があればこそ僕にこういう幸福が来たけれども朋友の尽力がなければ僕の独力では到底お登和さんを得られない」と誠実なる人だけに朋友の情誼(じょうぎ)を感ずる事深し...
村井弦斎 「食道楽」
...故人の宮への情誼(じょうぎ)を重く考える点で女王(にょおう)の心が動いてくるようにと願っているのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...優は情誼(じょうぎ)に厚かった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...実にその情誼によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかも全然情誼的な恩恵*によって授与された...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「全然情誼的な恩恵」libralittoute gracieuseによって得たというのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...情誼と共に武将型の単純さもある義貞だった...
吉川英治 「私本太平記」
...学者としての個人に対する情誼であって...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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