...彼との情誼は深いです...
...情誼を大切にしています...
...今回の事件が私たちの情誼を試すものだ...
...彼女とは幼稚園からの情誼である...
...情誼を育むためにも、頻繁に会うように努めます...
...或(あ)る情誼(じょうぎ)からするのでもなく...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...貧乏と放縦と情誼と無能との雑炊だ!暮れ方に樹明君来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...わしの頼みをきいてもらおう」こう情誼(じょうぎ)をこめて頼まれると...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...人間的情誼の厚いものであつた...
徳田秋聲 「亡鏡花君を語る」
...僕は友人としての情誼に於ても...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...未知のインドネシア人の重治にたいするたとえようもなき深い情誼についてであった...
久生十蘭 「手紙」
...……枯草ノ雨ニ逢ヒ轍鮒ノ水ヲ得タル幸運ニ際会スルコトヲ得テ本誌ハ為メニ蘇生シ今後続々出版スルコトヲ得ルニ至リ秋風蕭殺ノ境カラ急ニ春風駘蕩ノ場ニ転ジタ是レハ全ク中村先生ガ学術ニ忠実ニ情誼ニ厚ク且ツ仁侠ノ気ニ富ンデ居ラルヽノ致ス所デ私ハ同先生ニ向ツテ衷心カラ感謝ノ意ヲ表スルモノデアル……これは全く中村先生が学術に忠実で、情誼に厚く、且つ仁侠の気に富んでおらるるの致すところで、私は深く感謝して止まなかった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...しかし抽斎との情誼(じょうぎ)を忘るることなく...
森鴎外 「渋江抽斎」
...優は情誼(じょうぎ)に厚かった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...師弟の間は情誼が極めて濃厚であると思う...
森鴎外 「夏目漱石論」
...しかも全然情誼的な恩恵*によって授与された...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「依田の父がそう仰(おっ)しゃるのはこちらへの情誼(じょうぎ)からだとはお考えになれませぬか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...秀吉からの手紙はいつも情誼(じょうぎ)と誠意をこめて...
吉川英治 「黒田如水」
...当方の情誼(じょうぎ)は尽したものとして...
吉川英治 「黒田如水」
...また情誼(じょうぎ)とを顧みて...
吉川英治 「三国志」
...情誼と共に武将型の単純さもある義貞だった...
吉川英治 「私本太平記」
...故信玄の恩顧(おんこ)に対する厚い情誼(じょうぎ)もあったし...
吉川英治 「新書太閤記」
...情誼(じょうぎ)もあり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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