...今の彼女との関係はどんな情態ですか?(状況)...
...彼女はいまいち情態がつかめない...
...彼の言葉からは、明らかにその場の情態が伝わった...
...私たちの会社の今の業績は非常に良好な情態です...
...アメリカと北朝鮮の外交情態に注目が集まっている...
...Fr Sich は動亂する本然の情態を靜かなる智慧の鏡に映して觀照 Anschauen を樂とする譯に行かない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...一首の声調に作者の淋しい内的情態が...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...手古奈が内心の情態は...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...だのに先生はその時私が何(ど)んな情態に瀕してゐるかも考へないで私も矢張りその中の事象の一つであるといふことを根拠として...
伊藤野枝 「S先生に」
...ところが、今日の如き、支那の情態では、何時(いつ)平和が破れるか知れぬのである...
大隈重信 「平和事業の将来」
...そんな情態なので...
太宰治 「困惑の弁」
...この情態がつゞけば自滅の外はない...
種田山頭火 「其中日記」
...外夷の情態等相察すべしと...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...殆(ほとん)ど拾年間も自力にて修繕しつつある情態にて容易の業ではない...
平野長蔵 「尾瀬沼の四季」
...抑々小説は浮世に形(あら)われし種々雑多の現象(形)の中にて其自然の情態(意)を直接に感得するものなれば...
二葉亭四迷 「小説総論」
...五大洲中の情態を探索せば是實に無上の奇束〔策〕といわん...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...各国の情態が許すところの出生超過を適当に斟酌すれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この情態で一層くっきりと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼の神経の情態が僕に感応して来るような気がする...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...すぐ彼らの表情態度を通して彼らの内部の傾向を発見する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このような情態は矢代はいつもここで眼にすることであったから別に特異な風景とも思わなかったが...
横光利一 「旅愁」
...ぼくは東京の戦後情態などをはなして...
吉川英治 「随筆 新平家」
...江戸に来たるにおよんで夷人の情態を見聞し...
吉田松陰 「留魂録」
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