...そしてお前たちを情けない無智から救うために...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...なんという情けないことだろう...
海野十三 「海底都市」
...日本人が日本人でないと疑われるくらい情けないことがあろうか...
海野十三 「大空魔艦」
...今でも情けない涙が出る...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...検視に立会うことすらしなかったのは情けない――と嘆くもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...情けない声を出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜もオチオチ眠られない」「やれ情けないことになるものだな」「そこで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(あたしは、いちど、ひとのものを盗んだことがある!)この、忌わしい、情けない記憶は、今後、終生心にまつわりついて、じぶんを責め立てるだろう...
久生十蘭 「キャラコさん」
...情けない事だと云(い)う考(かんがえ)が始終(しじゅう)胸に染込んで居たから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...長者何とも情けない...
南方熊楠 「十二支考」
...俺が情けないのは...
三好十郎 「好日」
...情けない話である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分ながらあまりに狭量であるのが情けない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何事もあさはかになって天人の心を動かすような音楽というものはもはや地上からなくなってしまったのは情けない」とお言いになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...情けないことには当時すでにこの名物を御存じのない御仁が多く...
山本笑月 「明治世相百話」
...情けない返辞をする...
吉川英治 「江戸三国志」
...情けない配下ではある)とまで...
吉川英治 「大岡越前」
...情けないことではないか...
吉川英治 「親鸞」
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