...」賈は悸(おどろ)いて目を醒ました...
芥川龍之介 「鴉片」
...わしの動悸は狂ほしく鼓動して蟀谷(こめかみ)のあたりには蛇の声に似た音が聞えるかとさへ疑はれる...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...動悸が手に取る如く感ぜられて...
有島武郎 「かんかん虫」
...押へきれぬ程動悸がする...
石川啄木 「鳥影」
...胸の心悸は容易に治まらなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...動悸(どうき)がこれ以上強まらないようにすることが急務だと感じて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...胸の動悸がはげしく打っていることはありありと見てとられた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...胸の動悸は刻一刻と今にもはち切れそうに高まるばかりだった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...胸の動悸の早くうつを...
樋口一葉 「たけくらべ」
...同時に恐しさの動悸(どうき)がそれをかき擾(みだ)す...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...何か」胸は動悸し...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「浅瀬に洗う女」
...ドキドキドキドキ胸の動悸が烈しくなってきた...
正岡容 「寄席」
...異様な動悸を打たせるのは...
宮本百合子 「雨と子供」
...胸の悸(どき)つくことや...
室生犀星 「三階の家」
...こう思うと胸苦しいほど動悸が高くなり...
山本周五郎 「おばな沢」
...心臓が荒く激しく動悸(どうき)を打ち...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そうしてその取付(とっつ)きの百姓家の蔭から、田に添うた桑畑の若い葉の間を、女と並行した方向に曲り込むと、急に身を伏せて、獲物を狙う獣(けもの)のように、線路の方へ走り出したが、桑畑と線路との境目に在る、狭い小川を飛び越えた時には、スッカリ汗まみれになって、動悸が高まって、眼が眩(くら)みそうになっていた...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...烈しい動悸に囚われてしまった...
夢野久作 「一足お先に」
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