例文・使い方一覧でみる「悸」の意味


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...心臓(しんぞう)の動(どうき)が息のつまるほどはげしく...   心臓の動悸が息のつまるほどはげしくの読み方
伊藤左千夫 「老獣医」

...僕の心臓はまた一段とたかく動をうつのであった...   僕の心臓はまた一段とたかく動悸をうつのであったの読み方
海野十三 「宇宙女囚第一号」

...何となく心臓の動(どうき)も不整(ふせい)だな...   何となく心臓の動悸も不整だなの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...それでは……」永島はにわかにたかまった動をおさえながら正造に会釈して座を立った...   それでは……」永島はにわかにたかまった動悸をおさえながら正造に会釈して座を立ったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...新入生は胸に動を覚えた...   新入生は胸に動悸を覚えたの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...そっと胸の動を抑えるようにしてそのまま路次を出て来た...   そっと胸の動悸を抑えるようにしてそのまま路次を出て来たの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...流石(さすが)に(ぎょ)っとしたらしかった...   流石に悸っとしたらしかったの読み方
徳永直 「あまり者」

...何か胸騒ぎがして人に聞えはしまいかと思うように動がうつ...   何か胸騒ぎがして人に聞えはしまいかと思うように動悸がうつの読み方
徳冨蘆花 「漁師の娘」

...胸の動(どうき)が感ぜられた...   胸の動悸が感ぜられたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...胸がひどく動(どうき)した……...   胸がひどく動悸した……の読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...亜字の欄(てすり)に立ちながら二人は、じっと身動きもしないでいたが、お雪の動が、高ぶってゆくことは眼に見えるようです...   亜字の欄に立ちながら二人は、じっと身動きもしないでいたが、お雪の動悸が、高ぶってゆくことは眼に見えるようですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「何と云ふそつくりな似方であらう!」そして彼は自分の胸の動を自ら聞ける程に喜んだのであつた...   「何と云ふそつくりな似方であらう!」そして彼は自分の胸の動悸を自ら聞ける程に喜んだのであつたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...突然ぶつかったような動(どうき)がしたからである...   突然ぶつかったような動悸がしたからであるの読み方
夏目漱石 「明暗」

...オオビュルナンは少し動がするように感じて...   オオビュルナンは少し動悸がするように感じての読み方
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」

...太一郎や堀口が何か七郎に向つてすやうなことを云ひに来たので――といふやうなことを苦笑を浮べて八重が云つた...   太一郎や堀口が何か七郎に向つて悸すやうなことを云ひに来たので――といふやうなことを苦笑を浮べて八重が云つたの読み方
牧野信一 「南風譜」

...奇怪なことを銀杏の樹蔭からいいかけられて立ちすくんだうら若い女形――胸の動(どうき)をしずめようと...   奇怪なことを銀杏の樹蔭からいいかけられて立ちすくんだうら若い女形――胸の動悸をしずめようとの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...薄い西日を前にして大浪を打つ動(どうき)と呼吸の嵐の中にあらゆる意識力がバラバラになって...   薄い西日を前にして大浪を打つ動悸と呼吸の嵐の中にあらゆる意識力がバラバラになっての読み方
夢野久作 「木魂」

...一種の功名心に燃ゆる動(どうき)さえうった...   一種の功名心に燃ゆる動悸さえうったの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「悸」の読みかた

「悸」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悸」

「悸」の英語の意味


ランダム例文:
密かに   特別急行列車   ゆき  

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