...この悲しむべき無智は充分に表はされてゐた...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...悲しむべき運命に会うた時に...
伊藤左千夫 「廃める」
...うき巣見て事足りぬれば漕(こ)ぎかへる鎌とげば藜(あかざ)悲しむけしきかな明治三十八年七月二十三日 浅草白泉寺例会...
高浜虚子 「五百句」
...それはむしろ悲しむべきことである...
高浜虚子 「俳句への道」
...いかに此の夫人が己れの悲しむべき過失を悔悟(かいご)したかを語っている...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...この悲しむべき事実を報告されたのであったが...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...悲しむわが母は反間の策先んじて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...プロメテは悲しむ...
豊島与志雄 「「紋章」の「私」」
...斬り刻まれた亡骸(なきがら)を埋めている父を悲しむと共に...
直木三十五 「南国太平記」
...「目が三つないからとて悲しむことの愚かさについて」「爪(つめ)や髪の伸長をも意志によって左右しようとしなければ気が済まない者の不幸について」「酔うている者は車から墜(お)ちても傷つかないことについて」「しかし...
中島敦 「悟浄出世」
...足がばちで痛むことも悲しむ必要はありません...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
......
槇村浩 「英雄ナポレオン」
...長々と苦力の状態を嘆き悲しむならば...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...私たちを繋(つな)ぎ合わせた目に見えぬものを私が夢で見た話なども申し上げることができないままになるのが苦痛だよ」と言って深く督(かみ)の悲しむ様子を見ていては...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...汚れたものとして嫌悪(けんお)をお続けになった自分の肉体を悲しむ心が出家のおもな動機になり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...忙しい蜂(はち)は悲しむ暇がないと云われる...
柳宗悦 「工藝の道」
...悲しむ親たちは腹掛や頭巾...
柳田國男 「日本の伝説」
...そして悲しむべき...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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