...さうして此悲しむ可き自覺は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...喜ぶものを追うても悲しむものを追うても常に底の方に獨特の喜びを感じてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...私が自分の境遇を悲しむときには...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...君の告白を悲しむというよりも...
江戸川乱歩 「疑惑」
...だが悲しむには余りに大きな悲しみだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...悲しむべきものである...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...私は、船室(ケビン)の人たちが私の脱走を怒っているというシルヴァーの言葉の真実であることを幾分か信じたけれども、自分の聞いたことのために、悲しむよりは、むしろほっとした...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...思わず二人の共通の不幸を悲しむように訊いてしまった...
田中英光 「箱根の山」
...あまりに散文的になるのを悲しむでゐたものが...
中原中也 「河上に呈する詩論」
...これこそ何よりも強く別離を悲しむ時間なのだらう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...はかない恋であると消極的に悲しむ人は藤壺の宮であって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分の悲しみと同時に恋人の悲しむのを見るのは堪えがたい気のする督であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ人の泣き悲しむ声をきくだけで忽ちに気を失って卒倒し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後には訴訟に敗れたとか息子が死んだとかいって女のように嘆き悲しむのを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼が死んだりして我々よりのがれ去ることを大いに悲しむべきであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうしても信じられないことを悲しむのである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...悲しむべきこの実相も...
吉川英治 「三国志」
...自堕落(じだらく)な主人のすがたを悲しむかのように...
吉川英治 「源頼朝」
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