...彼女は相手を悪罵していた...
...彼は悪罵を浴びせられてしまった...
...彼女は悪罵で相手を激怒させてしまった...
...悪口と悪罵の違いを教えてください...
...場が乱れるので、悪罵はやめましょう...
...こんな悪罵(あくば)を浴びせて見ました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...三行悪罵(あくば)を加えたことなんかは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...群集が彼らに悪罵(あくば)の声をかけ始めた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...悪罵にあらずんば阿諛のみ...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...「かってえ坊!」おそらくこれが悪罵の頂上でしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...岡っ引奴」平次を睨んで悪罵の荒らしを浴びせるお比奈は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...取つておきの悪罵がこの不届きな若者の頭から浴せかけられた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...さんざ悪罵をあびせてみるが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...と悪罵(あくば)が出た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...豊富な語彙(ごい)を駆使して呪(のろ)いと悪罵(あくば)と嘲弄(ちょうろう)をあびせかける...
山本周五郎 「季節のない街」
...悪罵や皮肉は呈しても...
吉川英治 「大岡越前」
...悪罵が飛んできた...
吉川英治 「三国志」
...山上に向って悪罵すること...
吉川英治 「三国志」
...悪罵がすぐ二の句に次ぐ...
吉川英治 「私本太平記」
...もう我慢はならん」劉高(りゅうこう)の悪罵(あくば)だけを浴びて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...面と向っていう朴訥(ぼくとつ)な里人の悪罵にも...
吉川英治 「日本名婦伝」
...――そんな噂、そんな悪罵...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...悪罵(あくば)した...
吉川英治 「宮本武蔵」
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