...彼は悪童で、いたずらばかりしている...
...学校でも有名な悪童がいるらしい...
...悪童のようなことをしてはいけない...
...あの子はまるで悪童みたいに振舞っている...
...悪童に手を焼く保護者たちの声が聞こえる...
...阿部次郎や木村荘太なんて当時の悪童連が嗅(か)ぎつけて又ゆくという始末で...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...あの悪童たちと一緒に追い散らされたかったのである...
太宰治 「作家の手帖」
...悪童の出入を禁じ雑草の茂るまゝにしてある...
種田山頭火 「其中日記」
...それらの悪童どもと口論し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...安堂寺町と、野麦と、――それは丁度、私の住んでいた家の、崖の真下が、九里丸君らの家のあった所で、その長屋の悪童と、私らの悪童とは、よく、石を抛合(なげあ)ったものである...
直木三十五 「大阪を歩く」
...「私は曾て旗本の悪童共...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...編集局の悪童共が...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...子供の時は手におえぬ悪童で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...悪童(ランファン・テリーブル)だ……それにしても...
久生十蘭 「魔都」
...怠けることを誇るといふありふれた悪童の典型的な頃だつた...
牧野信一 「貧しき日録」
...悪童どもの投げつける石に耐えなければならないのである...
山本周五郎 「青べか物語」
...勝手にしやあがれ」悪童どもは飽きもせず...
山本周五郎 「青べか物語」
...悪童どものからかいの好餌になることは疑う余地がなかった...
山本周五郎 「青べか物語」
...悪童どもの投げつける石に耐えなければならないのである...
山本周五郎 「青べか物語」
...浦粕における悪童のうち...
山本周五郎 「青べか物語」
...ただ手に負えない悪童ぐらいにみられるだろう...
山本周五郎 「桑の木物語」
...向島から小梅あたりの悪童どもと...
山本周五郎 「桑の木物語」
...近所の悪童たちが大勢とりまいて...
山本周五郎 「契りきぬ」
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