...彼はそんなことをしたとしても、悪気はないと思う...
...彼女の言葉には悪気があるように感じた...
...悪気なく言っただけなのに、彼女から怒られた...
...彼の行動には悪気がなく、誤解されたようだ...
...悪気があってやったことなのか、それともただのミスなのか確認してみよう...
...悪気はあまりなく...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...孝子は少しきまり悪気(わるげ)にして...
石川啄木 「足跡」
...』と心持極悪気(きまりわるげ)に言ふ...
石川啄木 「鳥影」
...思切悪気(おもひきりわるげ)に立留つた...
石川啄木 「鳥影」
...昌作は極悪気(きまりわるげ)にそれを受けた...
石川啄木 「鳥影」
...と悪気は無い挨拶(あいさつ)も...
泉鏡花 「婦系図」
...何の悪気も無かつたのだ...
太宰治 「お伽草紙」
...何も悪気じゃなえんだよ……困ったのう」と友達は...
橘外男 「仁王門」
...どんなことがあっても彼女は決して深く巧んだ悪気のある女とは認めないが...
近松秋江 「黒髪」
...そしてただあの言葉は悪気で云ったのではないから許してくれるようにと在った...
豊島与志雄 「運命のままに」
...悪気(わるぎ)で仰言ったのではございませんでしょうし...
豊島与志雄 「変な男」
...おのずからそういう悪気を孕(はら)み出したのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...この山から立ちのぼる悪気の香いは...
中里介山 「大菩薩峠」
...決して悪気でしたことではございません」幸吉は板敷の上に額を埋めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悪気はもちろんなくても...
羽仁もと子 「女中訓」
...せっかくおぬしが釣ったのに、ただの一と口も得食われず、さぞ腹が立つことであろうが、悪気も候も、夢現(ゆめうつつ)のうちにやってしまったことだから、どうかゆるしてくだされ」と動かぬ身体をひッ立て、両手をついて詫びをいった...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...恩師の温情深き帽を載き悪気分一掃吾ながら驚くべきおしやべり...
牧野信一 「サフランの花」
...」何の悪気もないのであろうが...
水上滝太郎 「九月一日」
便利!手書き漢字入力検索