...彼はそんなことをしたとしても、悪気はないと思う...
...彼女の言葉には悪気があるように感じた...
...悪気なく言っただけなのに、彼女から怒られた...
...彼の行動には悪気がなく、誤解されたようだ...
...悪気があってやったことなのか、それともただのミスなのか確認してみよう...
...と悪気は無い挨拶(あいさつ)も...
泉鏡花 「婦系図」
...悪気があっての事ではないと...
伊藤左千夫 「浜菊」
...悪気はなかったんだよ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...君の悪気でないことは...
橘外男 「仁王門」
...それだけ元気があり悪気がある...
種田山頭火 「行乞記」
...悪気のないいい男で...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...おのずからそういう悪気を孕(はら)み出したのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...冬の富士山の頂上くらいの悪気象条件である...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...少し悪気流にはいると...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...けっして悪気があって冷かしに来た次第でない事もまた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...中国の病理学は風、冷、乾、湿、愛、悩、毒、悪気、想像動物、を病気の原因とみなしている...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...悪気でウロウロしていたわけじゃございません」ともすれば逃げ腰になる七平は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...四芸術祭(レ・キャザール)にフレッドさんが身体中に銀粉を塗って〈へール・コロンビア〉を歌いながらブゥルヴァルを裸で歩きまわったことだの……親切で悪気がなく...
久生十蘭 「だいこん」
...もちろん悪気はなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...決して悪気でした事では御座いませんじゃったが...
夢野久作 「近世快人伝」
...決して悪気じゃなかったんだろうが...
夢野久作 「支那米の袋」
...悪気のない奴じゃが...
吉川英治 「銀河まつり」
...部屋にかえるとアダは体操を開始してポスト孔から大洋に向って胸の悪気流を吐き出した...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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