...あさましき悪世の凡夫(ぼんぷ)の...
中里介山 「法然行伝」
...日頃思っていることに相違して却って末代悪世の凡夫の出離生死の道は偏(ひとえ)に称名の行にありと見定めてしまったから...
中里介山 「法然行伝」
...五濁悪世の衆生の選択本願信ずれば不可称不可説不可思議の功徳は行者の身にみてりあるいは...
三木清 「親鸞」
...これ五濁悪世たり...
三木清 「親鸞」
...時代の歴史的現実の深い体験は親鸞に自己の現在が救い難い悪世であることを意識させた...
三木清 「親鸞」
...これ五濁悪世なり...
三木清 「親鸞」
...悪世にこの世界所有(あらゆる)悪竜大いに猛威を振い...
南方熊楠 「十二支考」
...釈迦牟尼世尊五濁の悪世に衆生を教化(きょうけ)した時...
南方熊楠 「十二支考」
...悪世悪政いわゆる元禄若衆姿というものは...
吉川英治 「大岡越前」
...五濁悪世(ごじょくあくせい)といわれる餓鬼(がき)...
吉川英治 「私本太平記」
...宋朝(そうちょう)腐爛(ふらん)の悪世相が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この悪世相へ眼をさまさないと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...毎日の社会面記事の悪世相にはもう誰も驚かない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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