...この役者達のずば抜けた悪ふざけが...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...冗談や悪ふざけどころではない...
橘外男 「葛根湯」
...またもや罰金(ばっきん)ごっこが始まったけれど、もう以前のような突飛(とっぴ)な振舞(ふるま)いも、悪ふざけも、馬鹿騒(ばかさわ)ぎもなくて、――ジプシーめいた要素は消えうせていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...悪ふざけが過ぎます...
中里介山 「大菩薩峠」
...なお行く手の見物人に存分悪ふざけを試みながら行くのを見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれは皆んな定吉の悪ふざけで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その年増(としま)の女を捕えて悪ふざけしていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...わしに対しても悪ふざけをひかえたことがなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...悪ふざけのないやうに」と言ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今しがた行った悪ふざけも分からないことはない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ひどい悪ふざけを女王に仕掛けている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...じつに悪ふざけを極(きわ)めたものだった...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...無邪気な悪ふざけで矢鱈に放言したり...
牧野信一 「熱い風」
...どうかすると悪ふざけが昂じて一処に寝ようよなどと騒いで...
牧野信一 「サロメと体操」
...お酒はいいが、悪ふざけは、やめてくださいよ」「へえ、そいつあ初耳だな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悪ふざけをしているうちに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それからの悪ふざけであった...
吉川英治 「平の将門」
...悪ふざけの度を越す人でもあった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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