...その良し悪しに構はずに集ります...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...彼女は浩平の動物性を憎悪した...
犬田卯 「米」
...また悪しき者となすのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...折悪しく暮方になりました...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...娯楽にも善し悪しがある...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...どうぞ悪しからずね...
徳田秋声 「足迹」
...これが悪しき意味の抽象的概念に外ならない(之々の概念が抽象的であると決っているのではない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...凡そ婦人の心さまの悪しき病は不和不順なる事と怒り恨む事と謗る事と妬む事と智恵浅き事となり...
福沢諭吉 「女大学評論」
...口調も悪しく字面(じづら)もおかしくして...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...やってゝ気分悪し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又吉(またきち)の丹波屋六左衛門、菊三郎の仲買勘蔵、うつり悪し...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...その声の良し悪しは別として...
宮城道雄 「純粋の声」
...何となう心地悪しければ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...最上級のケイリストン〔最も悪し〕...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ありとあらゆるより悪しきものの否認があるばかりである」...
柳宗悦 「工藝の道」
...詐(いつわ)りて各様の悪しきことを言うときは汝ら幸福なり...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...そこには禅や儒教などの影響は少しもありはしない」「然し宗教というやつは善かれ悪しかれ宣伝的なものを持つのじゃないのか」「神社に宣伝があるかね」秀之進はこう反問した...
山本周五郎 「新潮記」
...客は八人か十二人乗り、道路は悪し、馬は跳ねる...
山本笑月 「明治世相百話」
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