例文・使い方一覧でみる「悪がる」の意味

...実はこの旦那の気味悪がるのが面白かつたものですから... 実はこの旦那の気味悪がるのが面白かつたものですからの読み方
芥川龍之介「河童」

...気味を悪がるには当らないじゃありませんか... 気味を悪がるには当らないじゃありませんかの読み方
泉鏡花「悪獣篇」

...結局気味を悪がる外（ほか）には... 結局気味を悪がる外にはの読み方
江戸川乱歩「恐怖王」

...傍へ寄って往ったら鬼魅（きみ）を悪がるかも判らないが一つ聞いてやろうと思った... 傍へ寄って往ったら鬼魅を悪がるかも判らないが一つ聞いてやろうと思ったの読み方
田中貢太郎「蟇の血」

...鬼魅（きみ）が悪い」と云って鬼魅を悪がるのであった... 鬼魅が悪い」と云って鬼魅を悪がるのであったの読み方
田中貢太郎「真紅な帆の帆前船」

...何も墓地を気味悪がるにも当らない... 何も墓地を気味悪がるにも当らないの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...少しもきまり悪がることはないはずだのに... 少しもきまり悪がることはないはずだのにの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...流石（さすが）の長吉（ちやうきち）も自分は何故（なぜ）こんなに気（き）まりを悪がるのであらう臆病（おくびやう）なのであらうと我ながら可笑（をか）しい気にもなつた... 流石の長吉も自分は何故こんなに気まりを悪がるのであらう臆病なのであらうと我ながら可笑しい気にもなつたの読み方
永井荷風「すみだ川」

...さすがの長吉も自分は何故（なぜ）こんなに気まりを悪がるのであろう臆病（おくびょう）なのであろうと我ながら可笑（おか）しい気にもなった... さすがの長吉も自分は何故こんなに気まりを悪がるのであろう臆病なのであろうと我ながら可笑しい気にもなったの読み方
永井荷風「すみだ川」

...と祟られることを気味悪がるようである... と祟られることを気味悪がるようであるの読み方
中里介山「百姓弥之助の話」

...もう少し資本も廻して上げたいと思っております」千之助は稲葉屋の極り悪がるのを構わずに...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...極（きま）り悪がることがあるものか」「まア」お静とお品は... 極り悪がることがあるものか」「まア」お静とお品はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...大して極（きま）りを悪がる様子もなく顔を出しました... 大して極りを悪がる様子もなく顔を出しましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「極（きま）り悪がる柄かよ... 「極り悪がる柄かよの読み方
野村胡堂「流行作家の死」

...といって外聞悪がるのである... といって外聞悪がるのであるの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...エジツが薄気味悪がるのも道理... エジツが薄気味悪がるのも道理の読み方
與謝野寛、與謝野晶子「巴里より」

...巫女（みこ）たちが気味悪がるので... 巫女たちが気味悪がるのでの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...級友達の気味悪がるのを見て喜んだりしていた幼ない美少年であった彼の姿……...
蘭郁二郎「魔像」

「悪がる」の読みかた

「悪がる」の書き方・書き順