...私は五年前からひどい腎臓を患うたもので...
海野十三 「雷」
...良家の女相約して男子の花柳病を患うるものに嫁せざる事を名けて拒婚同盟となすという...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...元久二年八月法然が瘧病(ぎゃくびょう)を患うたことがあった...
中里介山 「法然行伝」
...すでにみずから学者と唱えて天下の事を患うる者...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...あるいは国を患(うれ)うること身を患うるがごとく切ならざるか...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その精神の日に衰うるを傍観してこれを患うる者なきは...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...国を患(うれ)うるを知りて国を患うる所以(ゆえん)の道を知らざる者なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...私は一人の病み患う子供の様なものである...
松永延造 「職工と微笑」
...ありゃ気で患うと言う人だ...
三好十郎 「おりき」
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