「悠」の意味
長く続く
小説での「悠」の使い方
...悠々たる威厳に充ち満ちてゐた...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...悠然と押し立てているのを見た...
芥川龍之介 「神神の微笑」
...人類には如何に希望多き悠久な未来が残されてゐるかを痛感するだらう...
有島武郎 「自然と人」
...洋服を着た男は悠然(ゆつたり)と彼方へ歩いて行つたが...
石川啄木 「病院の窓」
...そのまま悠々と路地を町へ...
泉鏡花 「婦系図」
...悠々君の文學を自ら經營し...
太宰治 「田中君に就いて」
...そういう自分の存在などは問題にしないで悠々(ゆうゆう)と日本全国を征服していた...
寺田寅彦 「映画時代」
...悠々とながれるように泳いでいたが...
中村地平 「南方郵信」
...長生もしかねまじきほど悠長(ゆうちょう)な心の下(もと)に...
夏目漱石 「思い出す事など」
...しかし腹の中はけっして胡坐をかくほど悠長(ゆうちょう)ではなかった...
夏目漱石 「坑夫」
...自然と共に悠悠として實在してゐる...
萩原朔太郎 「宿命」
...金沢の白雲荘ホテルで悠々自適しながら...
久生十蘭 「蝶の絵」
...悠々と喫(ふか)し始めた...
牧野信一 「明るく・暗く」
...こんなに悠々と体得してゐる作家を...
牧野信一 「浪曼的月評」
...悠(ゆっ)くりのぼって来ながら乙女が見ていると...
「小祝の一家」
...悠二郎もたいして気にかけはしなかったのである...
山本周五郎 「桑の木物語」
...悠久なる歴史の上からみれば...
吉川英治 「三国志」
...三日悠(ゆ)っくりしようという考えじゃないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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