例文・使い方一覧でみる「悠」の意味


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...然と煙草のけむりを吐いて...   悠然と煙草のけむりを吐いての読み方
太宰治 「令嬢アユ」

...お民は身動きもせず然として莨の烟を吹いている...   お民は身動きもせず悠然として莨の烟を吹いているの読み方
永井荷風 「申訳」

...々(ゆうゆう)と馬を進ませて...   悠々と馬を進ませての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...々閑々と歩いて江戸に入って...   悠々閑々と歩いて江戸に入っての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...暢(ゆうちょう)に遊ばせている金ではないとか...   悠暢に遊ばせている金ではないとかの読み方
長谷川時雨 「田沢稲船」

...ところもあろうに五重塔の天辺で々閑々と筒眼鏡で景色などを眺めてござるなどはちと受取れぬ話...   ところもあろうに五重塔の天辺で悠々閑々と筒眼鏡で景色などを眺めてござるなどはちと受取れぬ話の読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...長な絃歌をきいて...   悠長な絃歌をきいての読み方
牧野信一 「熱い風」

...だが自然に叛くものに久なものがあろうか...   だが自然に叛くものに悠久なものがあろうかの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...泰助はちょうど食事を終って然と千賀に茶を注いで貰っていた...   泰助はちょうど食事を終って悠然と千賀に茶を注いで貰っていたの読み方
山本周五郎 「思い違い物語」

...二郎は口惜しさのあまりぽろぽろ涙をこぼし...   悠二郎は口惜しさのあまりぽろぽろ涙をこぼしの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...二郎はごくっと喉(のど)が鳴り...   悠二郎はごくっと喉が鳴りの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...みんなのなごやかな話をり聞いていたかった...   みんなのなごやかな話を悠り聞いていたかったの読み方
山本周五郎 「契りきぬ」

...々と廻わって来た...   悠々と廻わって来たの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...天地の久を思うと...   天地の悠久を思うとの読み方
吉川英治 「三国志」

...四方、味方との聯絡もないこの孤城を、そち達、寡兵(かへい)の手にあずけて、々、半月あまりも、留守にしておいた藤吉郎こそ咎めらるべきだ...   四方、味方との聯絡もないこの孤城を、そち達、寡兵の手にあずけて、悠々、半月あまりも、留守にしておいた藤吉郎こそ咎めらるべきだの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「死ぬには(ゆった)りと支度もできましょう...   「死ぬには悠りと支度もできましょうの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ちょうど炊きあがった釜の飯までたいらげて々とそこを立ち去って出たのである...   ちょうど炊きあがった釜の飯までたいらげて悠々とそこを立ち去って出たのであるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...いま越えて来た鷹取峠の上には、姫路藩の兵が、四百人ほど屯(たむろ)していて、戦時のように関を備えたり、槍や銃をならべて往来を威嚇(いかく)していたが、その中を通って来るのでも、々と、そこらの兵を睥睨(へいげい)して、頭を一つ下げるではなく、『江戸常詰(じょうづめ)の家中村松喜兵衛(きへえ)、同苗(どうみょう)三太夫』と一言、名乗り捨てて手を振って来たものであった...   いま越えて来た鷹取峠の上には、姫路藩の兵が、四百人ほど屯していて、戦時のように関を備えたり、槍や銃をならべて往来を威嚇していたが、その中を通って来るのでも、悠々と、そこらの兵を睥睨して、頭を一つ下げるではなく、『江戸常詰の家中村松喜兵衛、同苗三太夫』と一言、名乗り捨てて手を振って来たものであったの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「悠」の読みかた

「悠」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悠」

「悠」の英語の意味

「悠なんとか」といえば?  


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