...ただちに須(すべから)く死生の間に談笑すべし」と悠然として饑(きかつ)に対せし蘇軾(そしょく)を思え...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...さわやかな朝日を浴びて悠歩する駱駝とブリヤアト人の小屋を見た...
谷譲次 「踊る地平線」
...生死を超えた悠久な落付きのみがある...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...キャンドルを入れた行燈(あんどん)が明るく、炉中の火も賑やかに燃え、大鉄瓶の湯もチンチンと沸(わ)いて、いずれも気持よく室中の気分が熟している中に、炉を前にして、お膳を置き、傾けつくしたと見える徳利を一本飾りこみ、悠然として、お茶漬を掻(か)きこんでいるところの一人を発見したものですから、茂太郎が、「おや、おじさん、いつ帰ったの?」「はい、もうちっと先に帰りましたよ」「そう……」茂太郎はなんとも解(げ)せない面(かお)で、この悠々とお茶漬を掻込んでいる中老人の面を、しげしげと見やりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...百と清次は悠々として通過しながら会話をしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...白雲悠々の旅心が動くに耐えないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...その日の晝下がり、後から驅け付けた子分に、藤三郎とお仙を引渡して、二人は悠々と、巣鴨を引揚げる途中だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二度目の襲撃は断念して悠然と背を見せます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...階下の入口から悠々と出て行った...
久生十蘭 「金狼」
...悠然(ゆうぜん)と『ヘルキュレス』が現われて来た...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...報せをやったのに莨吸ひながら悠々と出て来たので一つゴンとやった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...悠二郎」七悠二郎はそこへ手をついた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...又も悠々と山林に姿を消した...
夢野久作 「白菊」
...車のうえには悠然として軍師孔明...
吉川英治 「三国志」
...また一日を悠々と...
吉川英治 「私本太平記」
...生涯のつつしみも守りも研(みが)きも、もしその死を誤(あやま)てば、生涯の言行すべて真を失い、ふたたび生きてその汚名を拭(ぬぐ)い直すことはできない)日頃、彼が家中の子弟にもいっていたことばを、彼はいま、我とわが身に云い聞かせながら、馬上、槍を横たえて、怒濤(どとう)と怒濤の相搏(あいう)つごとき血戦の中を、悠々、少しずつ、粟津(あわづ)の方へ進んでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...日本の百姓(おおみたから)の郷土における悠久なすがたを...
吉川英治 「新書太閤記」
...その頃から後の彼女の胸には悠(ゆ)ったりと...
吉川英治 「日本名婦伝」
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