...悚然(ぞっ)とするような...
泉鏡花 「歌行燈」
...悚然(ぞっ)とするほどな婦(おんな)が二人……もうやがてそこら一面に薄(うっす)り白くなった上を...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...……禮吉(れいきち)は悚然(ぞつ)としながら...
泉鏡太郎 「艶書」
...○雪吹(ふゞき)に焼飯(やきめし)を売(うる)雪国にて悚(ふるひ)懼(おそるゝ)物は...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...お島は可恥(はずか)しさに体が慄然(ぞっ)と立悚(たちすく)むようであった...
徳田秋声 「あらくれ」
...」葉子は悪戯(いたずら)そうに首を悚(すく)めながら...
徳田秋声 「仮装人物」
...ぞーっと身体が悚んだ...
豊島与志雄 「月明」
...姉の方が妙に悚んでいた...
豊島与志雄 「月明」
...田原さんは其処に立ち悚んだ...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...座敷の真中に立悚みました...
豊島与志雄 「幻の園」
...私は悚然(ぞっ)とします...
中里介山 「大菩薩峠」
...勘次(かんじ)は足(あし)もとにずる/\と横(よこた)はつた蛇(へび)を見(み)つけた刹那(せつな)の如(ごと)く悚然(ぞつ)として退去(すさ)つた...
長塚節 「土」
...悚然(ぎょっ)として...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...母子は抱きついて泣く)時次郎 (悚然(しょうぜん)として佇む)おや...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...いずれにしてもゾッと人を悚み上らせる嫌味があった...
久生十蘭 「魔都」
...観(み)る者をして悚然(しょうぜん)たらしめたので...
穂積陳重 「法窓夜話」
...悚然(しょうぜん)と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...足水に入る毎(ごと)に冷気肌(はだ)を衝(つい)て悚然たり...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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