例文・使い方一覧でみる「悚」の意味


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...然(ぞっ)とするような...   悚然とするようなの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...然(ぞっ)とするほどな婦(おんな)が二人……もうやがてそこら一面に薄(うっす)り白くなった上を...   悚然とするほどな婦が二人……もうやがてそこら一面に薄り白くなった上をの読み方
泉鏡花 「唄立山心中一曲」

...……禮吉(れいきち)は然(ぞつ)としながら...   ……禮吉は悚然としながらの読み方
泉鏡太郎 「艶書」

...○雪吹(ふゞき)に焼飯(やきめし)を売(うる)雪国にて(ふるひ)懼(おそるゝ)物は...   ○雪吹に焼飯を売雪国にて悚懼物はの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...お島は可恥(はずか)しさに体が慄然(ぞっ)と立(たちすく)むようであった...   お島は可恥しさに体が慄然と立悚むようであったの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...」葉子は悪戯(いたずら)そうに首を(すく)めながら...   」葉子は悪戯そうに首を悚めながらの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...ぞーっと身体がんだ...   ぞーっと身体が悚んだの読み方
豊島与志雄 「月明」

...姉の方が妙にんでいた...   姉の方が妙に悚んでいたの読み方
豊島与志雄 「月明」

...田原さんは其処に立ちんだ...   田原さんは其処に立ち悚んだの読み方
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」

...座敷の真中に立みました...   座敷の真中に立悚みましたの読み方
豊島与志雄 「幻の園」

...私は然(ぞっ)とします...   私は悚然としますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...勘次(かんじ)は足(あし)もとにずる/\と横(よこた)はつた蛇(へび)を見(み)つけた刹那(せつな)の如(ごと)く然(ぞつ)として退去(すさ)つた...   勘次は足もとにずる/\と横はつた蛇を見つけた刹那の如く悚然として退去つたの読み方
長塚節 「土」

...然(ぎょっ)として...   悚然としての読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...母子は抱きついて泣く)時次郎 (然(しょうぜん)として佇む)おや...   母子は抱きついて泣く)時次郎 として佇む)おやの読み方
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」

...いずれにしてもゾッと人をみ上らせる嫌味があった...   いずれにしてもゾッと人を悚み上らせる嫌味があったの読み方
久生十蘭 「魔都」

...観(み)る者をして然(しょうぜん)たらしめたので...   観る者をして悚然たらしめたのでの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...然(しょうぜん)と...   悚然との読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...足水に入る毎(ごと)に冷気肌(はだ)を衝(つい)て然たり...   足水に入る毎に冷気肌を衝て悚然たりの読み方
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」

「悚」の読みかた

「悚」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悚」


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