...孝悌の内容にも山から海迄の無數の高低があると同樣である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...九大の江崎悌三博士の『九州地方特にその離島の昆虫相の調査』には数年来...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...つまり悌二郎家の白壁の塀に沿って行くと...
外村繁 「澪標」
...非現実の姿のまま心の中に残っているジョルジュの悌に話しかけ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...行友李風氏の脚色で澤田正二郎君がやつた方が遙かに大菩薩峠の悌を出し...
平山蘆江 「大菩薩峠芝居話」
...悌(てい)といい...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その他は所謂(いわゆる)孝悌(こうてい)忠信で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その忠信孝悌を説く顔つきのまじめさを見て殆(ほとん)ど噴飯せんと欲す...
正岡子規 「病牀譫語」
...小学五年生の悌が目醒し時計の壊れを先刻(さっき)から弄(いじく)っていた...
宮本百合子 「明るい海浜」
...水色の西洋封筒が珍しいが弟の悌二の字である...
「海流」
...去年の暮は豊多摩刑務所におかれている夫の悌二に上下つづいた毛糸のパジャマを編んで入れてやっていた...
「鏡餅」
...孔子の道も孝悌(こうてい)仁義(じんぎ)より初めて諸礼法は仏家の小乗なり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...東曹(とうそう)の掾公悌(えんこうてい)は...
吉川英治 「三国志」
...劇作家で宇治にいる林悌三氏が先に調べて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その人と為(な)り孝弟(悌)にして上を犯すことを好むものは鮮(すく)なし...
和辻哲郎 「孔子」
...孝悌であるほかはない...
和辻哲郎 「孔子」
...そこでこの孝悌が治国平天下の道の本であり従って仁の本であることを説いた有若の語は...
和辻哲郎 「孔子」
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