...武井悌四郎(ていしろう)...
高浜虚子 「子規居士と余」
...向かいは悌二郎叔父の家である...
外村繁 「澪標」
...つまり悌二郎家の白壁の塀に沿って行くと...
外村繁 「澪標」
...主として、久保田正文、荻野悌、亀島貞夫、などの人々の手を煩わしたらしく思われる――斯く言うことは、著者として甚だ無責任のようであるが、実は、右の諸氏を読者代表として、その手に本書の編成を一任してみたかったのである...
豊島与志雄 「随筆評論集「情意の干満」後記」
...この事はこの文庫発行者の山県悌三郎(やまがたていざぶろう)氏の功といってよい...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...まだ少年の悌(おもかげ)のある優しい口元に微笑をうかべながら...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...非現実の姿のまま心の中に残っているジョルジュの悌に話しかけ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...その他は所謂(いわゆる)孝悌(こうてい)忠信で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「死に至るまで孝悌忠信と唯(ただ)一言(いちごん)で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...伊藤悌次(ていじ)君...
穂積陳重 「法窓夜話」
...水色の西洋封筒が珍しいが弟の悌二の字である...
「海流」
...悌二がそれを苦にして学校へ行き渋りこの頃は学校をやめると云い出している...
「海流」
...悌二は兄さんには僕の心持がきっと分ってもらえると申して承知しません...
「海流」
...悌二の方は、いかにも永くかかって下書きしたのをまた次の晩電燈の下で永い時間かけて清書したらしく、消しの一つもない手紙に、ありどおりのいきさつと自分の心持とを披瀝していた...
「海流」
...頼依信友悌弟力...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」信慶は田中悌庵の養子である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...公悌(こうてい)のいう三弱...
吉川英治 「三国志」
...出でては則ち弟(悌)...
和辻哲郎 「孔子」
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