...規定(おきまり)の授業は一時間前に悉皆(しつかい)終つた...
石川啄木 「雲は天才である」
...この十柱の神樣の美徳を悉皆具へて御座る...
石川啄木 「赤痢」
...悉皆(すつかり)醉つちやつた...
石川啄木 「鳥影」
...悉皆それを忍ぶことを覚えた...
徳田秋聲 「歯痛」
...指井は餘り飮まないのに自分だけ無暗に飮んだものだから悉皆り醉つて居たので...
徳田秋聲 「媒介者」
...悉皆(すっかり)舂いてくれた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その講釈の仕方までも悉皆口授してくれて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この藩々の紙幣は悉皆朝廷より正貨と引換えられた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...凡(すべ)ての植物(しよくぶつ)が有(も)つて居(ゐ)る緑素(りよくそ)は悉皆(みんな)空(そら)が持(も)つて居(ゐ)るのだ...
長塚節 「土」
...遙(はるか)にぽつり/\と見(み)える稻刈(いねかり)の百姓(ひやくしやう)は然(ぽつさり)とした彼(かれ)の目(め)から隱(かく)れようとする樣(やう)に悉皆(みんな)ずつと低(ひく)く身(み)を屈(かゞ)めて居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...いや本當(ほんたう)に俺(お)ら聽(き)かねえだから」彼(かれ)は髮(かみ)が餘計(よけい)に濕(うるほ)ひを増(ま)して悉皆(みんな)の耳(みゝ)の底(そこ)に徹(とほ)る程(ほど)呶鳴(どな)つて見(み)せた...
長塚節 「土」
...わずかに数輩の学者にて悉皆その事をなすべきにあらざれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...悉皆(しっかい)西洋の風を慕うてこれに倣わんとせざるものなし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...世の中の事物は悉皆(しっかい)先例に傚(なら)うものなれば...
福沢諭吉 「旧藩情」
...かくて妾は爆発物の原料たる薬品悉皆(しっかい)を磯山の手より受け取り...
福田英子 「妾の半生涯」
...其蔵儲は今悉皆(しつかい)久原(くはら)家の有に帰し居候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...悉皆(しっかい)審明...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...手先の密偵の諜報を悉皆(しっかい)あつめて...
吉川英治 「三国志」
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