例文・使い方一覧でみる「悉く」の意味


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...悉くは解(げ)せず...   悉くは解せずの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...悉く是れ吾等自ら幻影を追ふて建設したる造営物に過ぎない...   悉く是れ吾等自ら幻影を追ふて建設したる造営物に過ぎないの読み方
石川三四郎 「土民生活」

...悉く一種の商売と化して世の中は陰欝暗憺たる修羅の街となつた...   悉く一種の商売と化して世の中は陰欝暗憺たる修羅の街となつたの読み方
石川三四郎 「吾等の使命」

...その城門を悉く猛火の焔打ち崩し...   その城門を悉く猛火の焔打ち崩しの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...これを眺むる人界の子は悉く驚かん...   これを眺むる人界の子は悉く驚かんの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...燦然として悉く人目を集むるものにあらざるはなし...   燦然として悉く人目を集むるものにあらざるはなしの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...悉く是等の本は絶滅して...   悉く是等の本は絶滅しての読み方
内藤湖南 「弘法大師の文藝」

...天下、悉く、血の道じゃ...   天下、悉く、血の道じゃの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...磯浜の反射炉、大砲、紡績機、硝子製造、これら悉く、財力と、智力と、衆力と、決して、わし一人の力で出来たものではない...   磯浜の反射炉、大砲、紡績機、硝子製造、これら悉く、財力と、智力と、衆力と、決して、わし一人の力で出来たものではないの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...境内の碑碣(ひけつ)は悉くいづこにか運び去られて...   境内の碑碣は悉くいづこにか運び去られての読み方
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」

...液体のものは悉く飲むだけの芸当しか知らないらしい...   液体のものは悉く飲むだけの芸当しか知らないらしいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼には見るもの聞くもの悉くが気に染まぬらしい...   彼には見るもの聞くもの悉くが気に染まぬらしいの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...萬景悉く蕭條たり...   萬景悉く蕭條たりの読み方
堀辰雄 「萩原朔太郎」

...個性を考へるといふことは丁とか戌とかに匹敵する惡業のやうに狎らされてゐたので「君の意見はそれはそれとして一廉であり……」とか「意志の自由に於いて……」とか「誰が誰を掣肘出來るものか……」などといふ言葉が悉く絶大なる美しい響きを持つて感ぜられた...   個性を考へるといふことは丁とか戌とかに匹敵する惡業のやうに狎らされてゐたので「君の意見はそれはそれとして一廉であり……」とか「意志の自由に於いて……」とか「誰が誰を掣肘出來るものか……」などといふ言葉が悉く絶大なる美しい響きを持つて感ぜられたの読み方
牧野信一 「文學的自叙傳」

...――云ふまでもなく彼は、酔つてどんなことを考へ、どんなことを喋舌り、どんな動作を演じたか、悉く忘れてゐる...   ――云ふまでもなく彼は、酔つてどんなことを考へ、どんなことを喋舌り、どんな動作を演じたか、悉く忘れてゐるの読み方
牧野信一 「貧しき日録」

...これこそは吾等の誇りだわれらの悉くが持つ誇りだ誇り?歌おうとこの世界だ誇り? 叫ぼうとこの自由だなんのほがらかに開けた正義だそうだ...   これこそは吾等の誇りだわれらの悉くが持つ誇りだ誇り?歌おうとこの世界だ誇り? 叫ぼうとこの自由だなんのほがらかに開けた正義だそうだの読み方
松本淳三 「労働祭歌(※[#ローマ数字1、1-13-21])」

...その菓子箱を悉くたたき帰して先ず溜飲を下げた...   その菓子箱を悉くたたき帰して先ず溜飲を下げたの読み方
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」

...給仕等の職業が悉く支那人に占められてゐる...   給仕等の職業が悉く支那人に占められてゐるの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

「悉く」の読みかた

「悉く」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悉く」


ランダム例文:
青白く光る   気が落ち着く   仮言  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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