例文・使い方一覧でみる「悄然と」の意味


スポンサーリンク

...自分は先に「悄然として塵塚の痩犬の如き一人物」と云つた...   自分は先に「悄然として塵塚の痩犬の如き一人物」と云つたの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...また落胆(がっかり)させて悄然とうなだれた...   また落胆させて悄然とうなだれたの読み方
橘外男 「令嬢エミーラの日記」

...東京行の汽車の隅に悄然として腰を掛けてゐた...   東京行の汽車の隅に悄然として腰を掛けてゐたの読み方
田中貢太郎 「あかんぼの首」

...そして悄然として髑髏(どくろ)を見下ろした...   そして悄然として髑髏を見下ろしたの読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」

...平次は悄然として外に出ました...   平次は悄然として外に出ましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...もつと悄然とこの線路に眼をとめてゐる人たちの姿が浮んでくる...   もつと悄然とこの線路に眼をとめてゐる人たちの姿が浮んでくるの読み方
原民喜 「心願の国」

...アカーキイ・アカーキエウィッチは悄然として自分の部屋へひきとったが...   アカーキイ・アカーキエウィッチは悄然として自分の部屋へひきとったがの読み方
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」

...勅使河原静江は悄然とうなだれてしまった...   勅使河原静江は悄然とうなだれてしまったの読み方
正岡容 「圓朝花火」

...それで学校やめさせるような卑劣なことをやるならやればいい」「なんて生憎なんだろう……」歎息するゆき子の悄然とした雀斑(そばかす)のある顔を見ると...   それで学校やめさせるような卑劣なことをやるならやればいい」「なんて生憎なんだろう……」歎息するゆき子の悄然とした雀斑のある顔を見るとの読み方
「鏡の中の月」

...これも立膝をだいて悄然として坐っていた...   これも立膝をだいて悄然として坐っていたの読み方
室生犀星 「後の日の童子」

...去れっ」「はっ」呂布は、うつ向いたまま、一礼して悄然と、影を消した...   去れっ」「はっ」呂布は、うつ向いたまま、一礼して悄然と、影を消したの読み方
吉川英治 「三国志」

...「一家の内事、われわれの知ることではありません」「…………」劉は、悄然と、帰るしかなかった...   「一家の内事、われわれの知ることではありません」「…………」劉は、悄然と、帰るしかなかったの読み方
吉川英治 「三国志」

...公はわずかな旧臣を伴って、一頭の驢馬(ろば)に召され、悄然として、冬空の田舎へ落ちて行かれた...   公はわずかな旧臣を伴って、一頭の驢馬に召され、悄然として、冬空の田舎へ落ちて行かれたの読み方
吉川英治 「三国志」

...もすこし早く、あなたと、お打合せが出来ていたらなあ」淋しげな微笑をしいて見せながら、共に悄然と、帰って行った...   もすこし早く、あなたと、お打合せが出来ていたらなあ」淋しげな微笑をしいて見せながら、共に悄然と、帰って行ったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...十数名の白刃の中に悄然とかこまれていた...   十数名の白刃の中に悄然とかこまれていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...悄然としてもどって来た...   悄然としてもどって来たの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...悄然として城内から揃(そろ)って出て来た...   悄然として城内から揃って出て来たの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...数右衛門は、悄然となった...   数右衛門は、悄然となったの読み方
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」

「悄然と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悄然と」


ランダム例文:
外国製品   元亀   高論  

【初心者向け】見たまま改行で保存できる!無料手書きフォント作成ツールの新機能ガイド

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
玩具銃   相続財産   古物営業法  

スポンサーリンク

トップへ戻る