例文・使い方一覧でみる「悄」の意味


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...妙に気(しょげ)たことを覚えている...   妙に悄気たことを覚えているの読み方
芥川龍之介 「追憶」

...此弱蟲(このよわむし)が々(しを/\)と...   此弱蟲が悄々との読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...先刻とはまるで別人のように気ていた...   先刻とはまるで別人のように悄気ていたの読み方
海野十三 「深夜の市長」

...んぼりと歸つて來る...   悄んぼりと歸つて來るの読み方
鈴木三重吉 「金魚」

...着物の裾を噛んで(しよ)んぼりして立つてゐられるやうな事もあつたけれど...   着物の裾を噛んで悄んぼりして立つてゐられるやうな事もあつたけれどの読み方
鈴木三重吉 「桑の実」

...然燈を滅して寢に就く...   悄然燈を滅して寢に就くの読み方
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」

...それでも小林は少しも気(しょげ)ずに...   それでも小林は少しも悄気ずにの読み方
夏目漱石 「明暗」

...然(しょうぜん)として八丁堀から帰って来ると...   悄然として八丁堀から帰って来るとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...夕殿蛍飛思然という句が...   夕殿蛍飛思悄然という句がの読み方
長谷川時雨 「田沢稲船」

...田口七郎兵衛は気(しょげ)てしまって黙っていた...   田口七郎兵衛は悄気てしまって黙っていたの読み方
林芙美子 「泣虫小僧」

...すっかり意気沈してしまった...   すっかり意気悄沈してしまったの読み方
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」

...々(すごすご)我部屋へ戻ろうとして梯子段(はしごだん)の下まで来ると...   悄々我部屋へ戻ろうとして梯子段の下まで来るとの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...然(しょんぼり)とする側(そば)から...   悄然とする側からの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...駭然として気(しょげ)ます...   駭然として悄気ますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...これでは折角の十三日だって要するに無意味だと思って気(しょげ)て...   これでは折角の十三日だって要するに無意味だと思って悄気ての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...藤甲蛮(とうこうばん)一すでに国なく、王宮もなく、行くに的(あて)もない孟獲(もうかく)は、然として、「どこに落着いて、再挙を図ろうか」と、周囲の者に諮(はか)った...   藤甲蛮一すでに国なく、王宮もなく、行くに的もない孟獲は、悄然として、「どこに落着いて、再挙を図ろうか」と、周囲の者に諮ったの読み方
吉川英治 「三国志」

...助光は然と去って行った...   助光は悄然と去って行ったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...然(しょうぜん)とそこをひかなければならなくなった...   悄然とそこをひかなければならなくなったの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

「悄」の読みかた

「悄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悄」


ランダム例文:
昼間   スローに   家庭がある  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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