例文・使い方一覧でみる「悄」の意味


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...然(しようぜん)新聞社の門を出たことがある...   悄然新聞社の門を出たことがあるの読み方
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」

...気返(しょげかえ)って頻(しきり)に愚痴ったので...   悄気返って頻に愚痴ったのでの読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...妙に気(しよげ)た顔をして入つて来た...   妙に悄気た顔をして入つて来たの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ハリー――帽子箱は!」だがハリーは彼等の前に默つてれ返つて立つてゐた...   ハリー――帽子箱は!」だがハリーは彼等の前に默つて悄れ返つて立つてゐたの読み方
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」

...すっかり気(しょげ)てしまったのである...   すっかり悄気てしまったのであるの読み方
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」

...彼は孤影然とペテルブルグへ立ち去ったのだった...   彼は孤影悄然とペテルブルグへ立ち去ったのだったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...だが佐治君の然たる後姿を見た時には自分は何となく哀れつぽく懷かしい思がふと心の中に起つた...   だが佐治君の悄然たる後姿を見た時には自分は何となく哀れつぽく懷かしい思がふと心の中に起つたの読み方
長塚節 「教師」

...少(すこ)し遠(とほ)くはぼんやりとして此(こ)れも霧(きり)の中(なか)に然(ぽつさり)と立(た)つて居(ゐ)る...   少し遠くはぼんやりとして此れも霧の中に悄然と立つて居るの読み方
長塚節 「土」

...與吉(よきち)は屡(しば/\)さういはれて然(せうぜん)として居(ゐ)るのを...   與吉は屡さういはれて悄然として居るのをの読み方
長塚節 「土」

...すつかり氣(しよげ)返つて坐つて居りました...   すつかり悄氣返つて坐つて居りましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...すっかり気(しょげ)返っております...   すっかり悄気返っておりますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...夕殿蛍飛思然という句を選みだしたということには...   夕殿蛍飛思悄然という句を選みだしたということにはの読み方
長谷川時雨 「田沢稲船」

...いまゝで煤けたやうに気てゐたなか子は...   いまゝで煤けたやうに悄気てゐたなか子はの読み方
林芙美子 「朝夕」

...小さくなって気てしまったが...   小さくなって悄気てしまったがの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...失敗しちゃったと気てかえって来たので...   失敗しちゃったと悄気てかえって来たのでの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...四部屋で一番元気者の三公が(しお)れていた...   四部屋で一番元気者の三公が悄れていたの読み方
吉川英治 「醤油仏」

...然として城内から揃(そろ)って出て来た...   悄然として城内から揃って出て来たの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...然(しょうぜん)とばばが泣いている姿を見ると...   悄然とばばが泣いている姿を見るとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「悄」の読みかた

「悄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悄」


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