...簷外(えんぐわい)急(たちまち)玉山を築(きづき)戸外へもいでがたく悃(こま)り申候...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...施主(せしゆ)はいかやうにもしのぶべきが他人(たのひと)の悃苦(こまる)事見るもきのどくなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此兄弟丹後にさまよひ三庄太夫が為に悃苦(くるしみ)たるゆゑに丹後の人をいみきらひ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...天苟(いやしく)も吾が区々の悃誠(こんせい)を諒し給わば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...郭曦においては彼の如く誠悃(せいこん)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...被支配の立場にあって悃願仕(こんがんつかまつ)らねばならぬと云うのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...私は今この書を世に公にするからには成るべく一般に読んで頂きたいと悃願(こんがん)する...
牧野富太郎 「植物記」
...切に御同情下されん事を悃願(こんがん)致します次第です...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...茶山は謝辞を反復して悃(こんくわん)を尽してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...實に師岡氏未亡人石が悃誠(こんせい)の致す所である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...いやしくもわが区々の悃誠(こんせい)を諒したまはば...
吉田松陰 「留魂録」
...郭曦(かくぎ)においては彼がごとくの誠悃...
吉田松陰 「留魂録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??