...時には自分の手で喉をしめて息の根を断つというようなこともある...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...あとは器械に自然に捲(ま)きこまれて息の根も止(とま)れば...
海野十三 「地獄街道」
...息の根も止められず...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...息の根を止めて殺してやろう下心...
太宰治 「鬱屈禍」
...息の根をとめるようなことになるかも知れませんからね...
豊島与志雄 「未亡人」
...あの時完全にあのお喋り坊主の息の根をとめてしまうまで見届けなかったことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...吹き捲くる大風の息の根を一時にとめるべき声を起す...
夏目漱石 「幻影の盾」
...首を吊って人生の息の根を止めてやることだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...徐々に息の根をとめようというのだが...
久生十蘭 「ノア」
...それこそ息の根がとまるほどひどい折檻をされるので...
久生十蘭 「無月物語」
...お前の息の根をとめることを定めとるらしいど...
火野葦平 「花と龍」
...ここで息の根を止めるやうな一矢を報いることは...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...こゝで息の根を止めらるゝ程な高びしやな嘲笑を浴せられて...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...私はこの儘激しい霧と雨とに息の根を絶たれてしまふかもしれなくなりました...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...彼れの身體をぶら下げて息の根を絶つに役立つやうだつた...
正宗白鳥 「假面」
...まるで息の根がとまるほどでした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...「覚えていろ! もし怒っていなかったらすぐにも息の根をとめてやるところなのだぞ」といった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一同は息の根をとめて互に顔を見合したが...
横光利一 「比叡」
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