...三千年来恬然(てんぜん)と「狂うて見せ候へ」を繰り返してゐる...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...而シテ地方牧民ノ職ニ在ルモノ亦恬トシテ省ミルナシ...
田中正造 「直訴状」
...恬澹(てんたん)で...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...恬斎(てんさい)と号す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「――おもへは魯戎の布恬廷は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「フテイヤツ」とはプーチヤチンのことを日本風には「布恬廷」と書いたから...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...其餘大工鍛冶心得候者有之候間――布恬廷並士官之内三四人自身繪圖面歩割等以墨掛注文仕...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...師範学校の卒業生が皆清廉で恬淡な人格者でありそうだと仮定しているのは最も不真面目な迷信だろう...
戸坂潤 「社会時評」
...大不道徳を犯して恬然(てんぜん)として社会に横行しつつあるのである...
夏目漱石 「野分」
...然ラバ則チ恬淡虚無ノ仏子モ亦忙ヲ免カレザルカ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「忙ノ説」
...利欲のほかに恬淡としてゐた...
長谷川時雨 「水色情緒」
...数万法(フラン)をなげうって恬然(てんぜん)たるは常住茶飯事(まいどのこと)...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...あまり恬淡過ぎるのに私は何となく顔負けして...
牧野信一 「風流旅行」
...」自註に「往年信恬数詣公夫人...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...名は信恬(しんてん)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...恬(てん)として...
吉川英治 「鬼」
...恬(てん)として...
吉川英治 「私本太平記」
...仙人みたいに飄々(ひょうひょう)としている恬淡(てんたん)な老人である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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