...御恩命を拝してから二十一年の歳月を経たことは...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...特にこの恩命を下されたのであるらしい...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...受爵の恩命が伝わること偶然ならずと言わなければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...宗祇は庵に戻って見ると忝き恩命を拝したことがわかり...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...「突然の御恩命はあまりに過分なお取り扱いで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...浅からざる恩命と...
吉川英治 「黒田如水」
...帝の優渥(ゆうあく)なる恩命を伝え...
吉川英治 「三国志」
...上使を呉へ送って後継者の孫権に恩命をつたえた...
吉川英治 「三国志」
...長沙(ちょうさ)を攻略せよとの恩命があらば...
吉川英治 「三国志」
...また州(ろうしゅう)一円の牧(ぼく)を兼任すべしとの恩命に接したのであった...
吉川英治 「三国志」
...信長からそういう恩命をうけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――恩命...
吉川英治 「新書太閤記」
...「身に余る恩命」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝廷の恩命があっても拝辞(はいじ)したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...恩命あらんとある」「して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...で――彼が知り得たところによると、師の法然は、去年の十一月下旬には、早くも、恩命に接して、配所の讃岐(さぬき)を船で立たれ、元の吉水禅房へ帰っておられるということであった...
吉川英治 「親鸞」
...……きょうよりは、小次郎を、青侍(あおざむらい)にとりたてて、遠侍(とおざむらい)の間において、働かせいと」これは、思いもうけない、恩命であった...
吉川英治 「平の将門」
...かさねて今度の恩命に接したのであった...
吉川英治 「源頼朝」
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