...邪道にそれた彼の恐ろしい恥知らずな行為を...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...あんな恥知らずな電話かけるぐらいやったら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...恥知らずの手紙を二つ書く...
種田山頭火 「其中日記」
...恥知らずを恥ぢる事ばかりなり...
種田山頭火 「其中日記」
...恥知らずに呆(あき)れたけれど...
徳田秋声 「花が咲く」
...「不謹慎な!……この恥知らずの新聞めは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...このジャヴェルの恥知らずめ! と言われても仕方ありません...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...恥知らずの売女(ばいた)めが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その「恥知らず奴(め)」の方へ一歩も曲げようとは欲しなかったであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「この恥知らず奴(め)が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あらゆる女のなかでいちばん恥知らずな女をあなたはひかえ目だなんていうのね...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...この恥知らずのロシア人よりベラのことをもっとよく知っていたに違いないけれど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...そいつらと一緒に寝ているのが貴様だ! その恥知らずがお前だ! そう言って私の首をしめにかかるの!私 ……須永が...
三好十郎 「冒した者」
...何ものか隣近所の恥知らずの為にものを盗まれたといふ小さな災難が孝心な若者を促して大きな椿事を惹き起す不吉な発端となつたのだといふ...
三好達治 「海辺の窓」
...そんな恥知らずなことは自分の趣味でない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恥知らずの口入婆々あ奴...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...末には遂に恥知らずの詐(いつわり)の謀に落されたが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...恥知らずのことをするくらいなら...
山本周五郎 「松林蝙也」
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