...かえって自分で恥じるように視線をそらして...
有島武郎 「星座」
...私自身の失敗を恥じることを忘れて...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...果実が適度に食われたときわれわれは自分の食欲を恥じる必要がなく...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その恥じるところなき阿修羅(あしゅら)のすがたが...
太宰治 「めくら草紙」
...働いて生活をするのは――正直でさえあれば――少しも恥じることはありません...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...輿論など恥じることは少しもありません...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...貴女のひどい親父さんに自分の行いを恥じるように言ってやらねばならんでしょう...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...おそらく国王にも恥じる気持ちが湧いたのだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...少しも恥じる気持ちはありませぬ...
牧逸馬 「双面獣」
...僕の芸術生活を少しは恥じることができるからなのですよ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...そんな日本語を使って自分の神経をごまかしている日本人恥じるがよい...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...粗末なものを作るのを恥じる気風があって...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それから恥じるように云った...
山本周五郎 「ちゃん」
...心に恥じるらしいものがあるようだった...
吉川英治 「私本太平記」
...自身を恥じるがよい――また...
吉川英治 「親鸞」
...そう人に訊かれて恥じるような不純な気持は持っていないと信じているからだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いや、面目もない事情で」「なんの――」巌流が、やや恥じるのを、角兵衛は打ち消して、「男女の間、ありがちなことじゃ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...またその側には常に自分の矮小(わいしょう)と無力とを恥じる念があって...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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