...とうとう分散もせずに恙(つつが)ないその日を送られるのは...
芥川龍之介 「報恩記」
...恙(つゝが)なく家に歸らしめ給へといふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さきごろ微恙(びよう)だったという便りを手にしたせいかもしれない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...松の空洞の中の白蛇なほ恙なきや否や...
大町桂月 「吾嬬の森」
...それに少し遅れて第二女の縁付先から無恙(つゝがなく)男子分娩(ぶんべん)といふ手紙を受取つた...
相馬泰三 「夢」
...その後は恙(つつが)なく御成育になり...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...命恙(つつがな)く国に帰れることにきまった」「この籾が帰国のしるしというのは」「この島で死なせようつもりなら...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...船の初旅も恙(つつが)なく将(は)た横浜よりの汽車の初旅も障(さわ)りなく東京に着(ちゃく)して...
福田英子 「妾の半生涯」
...母上兄妹(けいまい)の恙(つつが)なきを喜びて...
福田英子 「妾の半生涯」
...長き海路(うみじ)も恙(つつが)なく無事横浜に着...
福田英子 「妾の半生涯」
...一間の道中恙(つつが)なく...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...源蔵が若君の恙(つつが)なき姿を見て...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...さて早(はや)殺しやったと安心して翌朝見れば縫工恙(つつが)なく生き居るので巨人怖れて逃げ去った...
南方熊楠 「十二支考」
...このままであなた様も恙(つつが)なくお勤めが成就できるとお思いでしょうか...
室生犀星 「花桐」
...正弘夫妻は幸に恙なきことを得て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...恙(つつが)なく島に戻った話もある...
柳田国男 「海上の道」
...恙(つつが)なく歩いている人影はほとんどなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...春雷(しゅんらい)一年毎の梅はことしも恙(つつが)なく咲きみちている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
