...「恐れ多い儀で御座りまする」「遠慮とあればそのままで好いが...
江見水蔭 「備前天一坊」
...それでは禁裏(きんり)さまや公方(くぼう)さまにも恐れ多い...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...あまり恐れ多いものですから……」お君は...
中里介山 「大菩薩峠」
...お山に対しても恐れ多いし……わたし自らの冥利のほども怖ろしうございますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんな偉い人と同姓では恐れ多いといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐れ多い願いではござりますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...甚(はなは)だ恐れ多い儀でござりまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐れ多い事ながら...
野村胡堂 「十字架観音」
...まことに以て恐れ多い...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...何卒御赦免の程をお願ひいたしまする! 誠に恐れ多い限りでござりまするが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...誠に恐れ多いことでございますが...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...」「これは恐れ多いことを申し上げました...
室生犀星 「玉章」
...恐れ多いではないか...
室生犀星 「野に臥す者」
...かえって王様に対して恐れ多い事になる...
夢野久作 「白髪小僧」
...さらに恐れ多い事ながら...
夢野久作 「鼻の表現」
...剛兵衛直々(じきじき)には恐れ多い儀と...
吉川英治 「江戸三国志」
...恐れ多い雑言(ぞうごん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...恐れ多いことですが...
若松賤子 「黄金機会」
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