...活動を恐れるのは向上心求欲心の欠乏に外ならぬ...
伊藤左千夫 「浜菊」
...何で私が惡徳記者の怨なんか恐れる必要があるか...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...怪盗岩が恐れる敵とは...
海野十三 「地中魔」
...日本中の人がおじ恐れる黄金仮面の悪魔を救う為に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...最早何の怯(お)じ恐れるところもない...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...狸はちっとも恐れる風がなかった...
田中貢太郎 「狸と俳人」
...例へば私が欲する場合、恐れる場合、肯定する場合、否定する場合がこれであつて、この場合私はつねにもちろん或るものを私の思惟の對象として把捉するが、しかし私の思惟はかかる、もののかたどり以上に更に或るものを含んでゐる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...うちとけた危険な話題を恐れるあまり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...両君に迷惑をかけはしなかったかを今では恐れるのである……とこう書いてしまえば...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...読者にすまない結果を齎(もたら)すのを恐れるだけである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...恐れる事もないのだが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...俺としちゃあべつに恐れることはないが...
久生十蘭 「ノア」
...ただ自らの判断の間違いを恐れるだけで良いであろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...主人がいまにもそれをえぐり取りはしないかと恐れるように...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...ということまでも恐れるようになった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...決して生を恐れることにはあらで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...少しも恐れるには及ばないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは大いに恐れる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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