...されば恐る恐る身を起いて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...眼をつぶって恐る恐る...
芥川龍之介 「邪宗門」
...私はまず恐る恐る...
芥川龍之介 「長江游記」
...趙貴翁と彼の犬もその中に交って皆恐る恐る近寄って来た...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...八日まで待つより外はない」「自分で被入(いらっしゃ)ったの」彼女は恐る恐るきいた...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...「行って参りました」恐る恐るお声を掛けたのでございます...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...パートン夫人は恐る恐る左右をふりむき...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...恐る恐る眼を開いてみますと...
豊島与志雄 「夢の卵」
...(鉄砲だ)と人々は、ぎょっとすると共に、窓を開けたり、跣足のまま走って出たり――往来の人々は、音のする方を眺めて――新らしい橋の橋外の柳の木の辺に、行列の人数の乱れているのを見ると共に――小僧は徳利を小脇にかかえて、溝沿いに、恐る恐る走ると、侍は刀を押えて、町人は顔色を変えて、走り出した...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...ござりましょうか」恐る恐る聞いた...
直木三十五 「南国太平記」
...恐る恐る茶碗を取り上げておしいただきます...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐る恐る伺ってみますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐る恐る草原をわけて近づいて見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ハッ」恐る恐る押し戴いた六郷左京は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...恐る恐る門の傍(そば)へ寄れば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...正太は恐る恐る枕(まくら)もとへ寄つて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...恐る恐る「それがどうか致しましたか?」半次...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...恐る恐る見まわしましたが...
夢野久作 「死後の恋」
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