...こうして戦々恐々としているある夜のこと...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...恐々(こわごわ)行って見ると...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...恐々(キョウキョウ)ノ人(ヒト)ノ子(コ)...
太宰治 「創生記」
...恐々(こわごわ)雪子に当ってみた妙子は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...『君の知る知らないで、戦々恐々だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...恐々(こわごわ)ながら一枚の地図を案内として毎日見物のためもしくは用達(ようたし)のため出あるかねばならなかった...
夏目漱石 「倫敦塔」
...恐々(こわごわ)ながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...恐々謹言これは弘安二年己卯(つちのとう)六月二十日に書かれたものだ...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...恐々...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...」僕は恐々(おそる/\)頭を上げて見た...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...今まで何が起こるのかと戦々恐々だったし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...おひとりのようでございまする」久子は恐々(こわごわ)こたえた...
吉川英治 「私本太平記」
...恐々とすこし前へすすんだ...
吉川英治 「私本太平記」
...お前様が人殺しの罪に墜(お)ちなかったお礼をいうてくださんせ」恐々(こわごわ)と...
吉川英治 「親鸞」
...そしてまばらな家の門や垣を覗いては恐々と声をかけてみる程度しか出来なかった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...恐々(こわごわ)何枚かの銅貨を手にしてそっと仲間のコマと一しょに張ることも覚え...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...ぼくは百本杭の社長邸へ恐々行ってみた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...てれ隠しに恐々(こは/″\)それをも窺いてみると三畳位ゐで...
若山牧水 「岬の端」
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